ゴファンが苦闘の末にジュニア世界2位バイリーとの地元勢対決を制して初戦突破 [ヨーロピアン・オープン]

写真はシドニー・テニス・クラシックでのダビド・ゴファン(ベルギー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ヨーロピアン・オープン」(ATP250/ベルギー・アントワープ/10月17~23日/賞金総額72万5540ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、ダビド・ゴファン(ベルギー)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した17歳のジル アルノー・バイリー(ベルギー)との地元勢対決を3時間以上かけて7-6(9) 5-7 6-4で制した。

 手にした5つのブレークポイントをすべてものにしたゴファンは、相手に握られた18回のブレークポイントのうち13本をセーブしてジュニア世界ランク2位のバイリーに辛勝した。

 ゴファンは次のラウンドで、第4シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 この日プレーしたシード勢は第6シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)と第8シードの西岡良仁(ミキハウス)がともに1セットダウンから逆転勝利をおさめて2回戦に駒を進めたが、第7シードのボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)は予選を勝ち上がってきたドミニク・ストリッカー(スイス)に2-6 4-6で敗れた。

 男子21歳以下のトップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」の出場権を争うレースランキング(Race to Milan)で10位につけている20歳のストリッカーは19本のウィナーを叩き込み、直面した4つのブレークポイントをすべてセーブしてシードダウンを演じた。

 そのほかの試合ではジャウメ・ムナール(スペイン)が予選勝者のティム・ファン ライトフォヘン(オランダ)に6-7(7) 6-4 7-6(4)で競り勝ち、コンスタン・レスティエンヌ(フランス)は予選勝者のイェスパー・デ ヨング(オランダ)を6-3 6-4で退けそれぞれ初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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