西岡良仁が元ジュニア世界1位バン アッシュに苦戦を強いられながらも逆転勝利で初戦突破 [ヨーロピアン・オープン]

写真は2021年シンガポール・テニス・オープンでの西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ヨーロピアン・オープン」(ベルギー・アントワープ/10月17~23日/賞金総額72万5540ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第8シードの西岡良仁(ミキハウス)が予選を勝ち上がってきたルカ・バン アッシュ(フランス)に苦戦を強いられながらも5-7 6-2 7-6(1)で逆転勝利をおさめた。

 1セットダウンからセットオールに追いついた西岡は第3セット5-3でサービング・フォー・ザ・マッチを迎えたが、3つのマッチポイントを決めきれずブレークバックを許した。西岡はレシーブゲームでさらに4つのマッチポイントを凌がれたが、もつれ込んだタイブレークでは主導権を渡さず2時間49分の激闘を締めくくった。

 今大会に初めて出場した27歳の西岡は、ツアー2勝目を挙げた3週間前のソウル(ATP250/ハードコート)以来となる今季のツアーレベルでマッチ17勝目を挙げた。

 両者は今回が初対戦。18歳のバン アッシュは元ジュニア世界ナンバーワンで、昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でジュニアの部シングルスを制した実績を持っている。

 西岡は次のラウンドで、ジャウメ・ムナール(スペイン)と対戦する。ムナールは1回戦で、予選勝者のティム・ファン ライトフォヘン(オランダ)を6-7(7) 6-4 7-6(4)で下して勝ち上がった。

 ヨーロピアン・オープンはATPツアー250に格付けされる大会で、シングルス28ドロー&ダブルス16ドローで争われる。

上位出場選手シード順位|シングルス

ホベルト・フルカチュ(ポーランド)[1]
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)[2]
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[3]
カレン・ハチャノフ(ロシア)[4]

※[ ]数字はシード順位

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写真◎Getty Images

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