ペグラがサカーリを下してキャリア最大のタイトルを獲得「この勝利を母に捧げる」 [グアダラハラ・オープン]

写真は優勝を決めたあとコーチのデビッド・ウィット(アメリカ/左)と喜びを分かち合うジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「グアダラハラ・オープン・アクロン」(WTA1000/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/10月17~23日/賞金総額252万7250ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)が第4シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-2 6-3で下してキャリア最大のタイトルを獲得した。

 ブレークポイントに直面することなく第1セットを先取したペグラは第2セットも相手のサービスゲームを2度破って5-2とリードし、5-3からのサービスゲームを落としはしたが直後にラブゲームでブレークして1時間10分で勝利を決めた。

 これに先立ちサカーリは前日に第1セットを先取したあと雨で中断していた準決勝を戦い、マリー・ブーズコバ(チェコ)を7-5 6-4で破っていた。

 5月にマドリッド(WTA1000/クレーコート)で決勝に進出したがオンス・ジャバー(チュニジア)にフルセットで敗れて準優勝に終わっていたペグラは、ツアー決勝での戦績を2勝3敗とした。

「興奮と安堵、喜びなどあらゆる感情が渦巻いている。この勝利を母に捧げるわ。母が家でこの試合を観てくれているはずだから」とペグラは試合後にコメントした。

「凄く感動しているけど、大きなタイトルを獲ることができて本当にうれしいわ。何とか今年中にやってのけたいと思っていたことだし、目標のひとつだといい続けていたから、シーズンの最後に達成できたのは本当に素晴らしいことよ」

 ダブルスでは順延となっていた準決勝で第8シードのシュー・イーファン/ヤン・ザオシャン(ともに中国)を5-7 6-4 [10-5]で倒したストーム・サンダース(オーストラリア)/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)が最後に行われた決勝でもアンナ・ダニリナ(カザフスタン)/ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)に7-6(4) 6-7(2) [10-8]で競り勝ち、同ペアでの初優勝を飾った。


女子ダブルスで優勝を飾ったストーム・サンダース(オーストラリア/右)とルイーザ・ステファニー(ブラジル)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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