アルカラスがドレイパーに逆転勝利で2回戦へ「彼は本当に危険な選手」 [スイス室内]
ATPツアー公式戦の「スイス室内」(ATP500/スイス・バーゼル/10月24~30日/賞金総額227万6105ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がジャック・ドレイパー(イギリス)を3-6 6-2 7-5で倒し、優勝したUSオープン後のツアー大会で初勝利を挙げた。
3週間前にアスタナの1回戦でダビド・ゴファン(ベルギー)に敗れていたアルカラスは第1セットを落とし、第3セットでも先にブレークしながら追いつかれるなど大いに奮闘しなければならなかった。
第1セットは2度ブレークしたドレイパーのものとなったが、アルカラスは直ぐに体勢を立て直して第2セットを取り返した。アルカラスはその勢いに乗って第3セット4-2とリードしながらブレークバックを許したが、4-5から最後の3ゲームを連取して試合に終止符を打った。
よくも悪くも自分から仕掛けたアルカラスは39本のウィナーを決めたが、34本のアンフォーストエラーを犯した。
「試合の出だしは厳しかった。アグレッシブにプレーしたかったんだけど、多くのミスを犯してしまった。僕の感触ではここは他のインドアハードコートより少し遅めだ。でももちろん、僕はそれにそれに対処しなければならなかった。第2セットで問題点を修正し、戦術を少し変えなければならなかった」とアルカラスは試合を振り返った。
「ジャックがいいプレーをしていることは知っていた。彼は本当に危険な選手だ。僕は本当に集中しなければならず、もちろん決して諦めないで戦う必要があった」
アルカラスは次のラウンドで、ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)とアドリアン・マナリノ(フランス)の勝者と対戦する。
そのほかの試合ではアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のアスラン・カラツェフ(ロシア)を6-3 7-6(2)で退け、ブランドン・ナカシマ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したゴファンに2-6 7-6(4) 6-4で逆転勝利をおさめ、予選勝者のアルトゥール・リンデルネック(フランス)は第4シードのマリン・チリッチ(クロアチア)に6-4 3-6 7-6(5)で競り勝つ番狂わせに成功してそれぞれ2回戦に駒を進めた。
写真◎Getty Images
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