「結果も欲しいけど、納得できるプレーがしたい」準決勝進出の関口周一 [第97回全日本テニス選手権]

インドアコートで行われた準々決勝で川上倫平(マイシン)を下した関口周一(Team REC)(写真◎BBM)


 公益財団法人日本テニス協会(JTA)が主催する「大正製薬リポビタン全日本テニス選手権97th」(JTT-4/賞金総額2762万円/本戦10月22~30日/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/室内ハードコート)の本戦7日目に行われた男子シングルス準々決勝で第4シードの関口周一(Team REC)が第7シードの川上倫平(橋本総業ホールディングス)を3-6 7-5 6-2 で退け、準決勝に進出した。

「ファーストセットは自分のプレーもよくなかったけど、川上選手のプレーが凄いよかった。でも、1-5からブレークできたときに、(相手のサービスゲームを)取れる形が見えたので、それを基にやっていこうと決めた。そのためには自分がしっかり走らなければいけないので、覚悟が必要だった。徐々に相手のミスが増えていったのは、こちらからプレッシャーを掛けた影響だと思う」

 今年31歳になり、経験を重ねたおかげで精神的にいい状態で大会に臨めているという。

「今大会は万全の状態ではなかったので緊張することはなかった。全日本を獲りたいけど、いいプレーをしたいという気持ちが強い。いい状態で優勝が狙えるのは最後のチャンスかもしれないけど、それよりも自分が納得できるプレーがしたい」

 この記者会見の時点で、準決勝の相手は添田豪(GODAI)、伊藤竜馬(橋本総業ホールディングス)のどちらになるか決まっていなかった。

「準決勝は楽しみ。竜馬君、添田選手は日本を引っ張ってきた選手。2人が出場する最後の全日本選手権。ここで優勝できたら、これまで3度のベスト4も帳消しになるかなと思う」

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