女子シングルスはトップシードの坂詰姫野が全試合ストレート勝利で初優勝 [第97回全日本テニス選手権]

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 公益財団法人日本テニス協会(JTA)が主催する「大正製薬リポビタン全日本テニス選手権97th」(JTT-4/賞金総額2762万円/本戦10月22~30日/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードの坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)が第5シードの小堀桃子(橋本総業ホールディングス)を6-3 6-3で下して新チャンピオンに輝いた。

 全日本に5年連続出場となった21歳の坂詰は、昨年のベスト8がこれまでの最高成績だった。そのときは初勝利を含む2試合を勝ち上がったあと、準々決勝で川村茉那(フジキン)に1-6 1-6で敗れていた。

 今大会での坂詰は初戦となった2回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)の照井妃奈(筑波大学)を6-2 6-2で、3回戦で第16シードの澤柳璃子(安藤証券)を6-0 6-4で、準々決勝で第6シードの西郷里奈(TEAM 自由が丘)を6-2 6-3で、準決勝では第15シードの伊藤あおい(サリュートテニス専門学院)を6-2 6-0で破って決勝進出を決めていた。

 小堀は瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)と組んで第1シードとして参戦しているダブルスで勝ち残っており、最終日の決勝で第4シードの今西美晴(EMシステムズ)/大前綾希子(島津製作所)と対戦する予定になっている。

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