トンプソンとデミノーの奮闘でオーストラリアが準決勝進出 [デビスカップ・ファイナルズ]

写真は監督の起用に応えてオランダに対する準々決勝の第1試合で勝ち星を挙げたジョーダン・トンプソン(オーストラリア)(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」決勝トーナメント(スペイン・マラガ/11月22~27日/室内ハードコート)の初日は準々決勝1対戦が行われ、シングルス2試合を制したオーストラリア(グループC・2位)がオランダ(グループD・1位)を2勝0敗で下してベスト4進出一番乗りを決めた。

 第1試合でニック・キリオス(オーストラリア)が欠場したため追加招集されたジョーダン・トンプソン(オーストラリア)がタロン・グリークスプア(オランダ)を4-6 7-5 6-3で倒して先勝し、第2試合のエース対決でアレックス・デミノー(オーストラリア)がボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)に5-7 6-3 6-4で競り勝った。シングルス2試合で決着がついたため、ダブルスの試合は行われなかった。

 オーストラリア代表チームにはタナシ・コキナキス(オーストラリア)もいたが、監督のレイトン・ヒューイット(オーストラリア)は第1試合をトンプソンに任せることを決めた。

 第1セットを落しながら挽回したトンプソンは、「デビスカップは特別な大会であり、国のためにプレーするときは個人戦とは違うから余計に大きなプレッシャーを感じる。このような大会は他にないよ。僕は立ち上がりに少し硬くなっていたし、相手は素晴らしいプレーをしていた。でも何とか踏ん張っていいサービスを打ち、試合が進むにつれてよりアグレッシブに戦うことができた。何度かネットに出てボレーを決めたけど、大きなポイントではそれが重要だったね」と試合を振り返った。

「キープすれば勝利というサービスゲームを迎えたときは通常ならかなり緊張するけど、観客の大声援を聞いて『ここ以上に僕がいたい場所などない』と思ったよ。僕はそんな風に人生を生きたいし、このような瞬間を経験したいんだ」

 デミノーも第1セットを落としたが、第2セット出だしのブレークと持前のガッツで挽回劇を開始した。競り合いとなった第3セットでは4-4からキープするのに苦労して4度のデュースを繰り返したが、その苦境を乗り越えた勢いで次をラブゲームでブレークしてエースとしての責任を果たした。

「僕たちは信じる力と情熱を持った素晴らしいチームだ。今日は勝てて本当にうれしいよ。チームにいる一人ひとりが魂を込めてプレーするだろう。僕たちは母国のために全力を尽くすつもりだ」とデミノーは試合後にコメントした。

 オーストラリアは準決勝で、第2シードのスペイン(グループB・1位)と第1シードのクロアチア(グループA・2位)の勝者と対戦する。

 今年のファイナルズは16ヵ国が4チームによる4グループに別れてグループステージ(総当たり戦)を9月に戦い、各グループの上位2チームが11月の決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

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写真◎Getty Images

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