『生涯ゴールデンスラム』の偉業を達成した国枝慎吾が10度目のITF世界王者に「自分を誇りに思う」

写真はウインブルドン初優勝を飾りシングルスで『生涯ゴールデンスラム(四大大会全制覇+パラリンピックの金メダル)』の偉業を達成した国枝慎吾(ユニクロ)(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)が月曜日に公式サイトを更新し、日本の国枝慎吾(ユニクロ)とディーダ・デ グロート(オランダ)およびクアード(重度障害者クラス)のニルス・ビンク(オランダ)がITFユニクロ車いすテニスツアーの世界チャンピオンに選ばれたと発表した。

 2007年に初めてITF世界王者となった38歳の国枝は男子の最多記録を更新し、2000年から13年連続で選出されたエステー・フェルガー(オランダ)に次ぐ10回目の栄誉に輝いた。

 今シーズンの国枝は7月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の男子シングルスで初優勝を飾って『生涯ゴールデンスラム(四大大会全制覇+パラリンピックの金メダル)』の偉業を達成し、USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)では決勝で敗れて『年間グランドスラム(同じ年に四大大会全制覇)』を阻まれはしたがグランドスラム3冠など41勝5敗の戦績を残した。

「2022年は私にとって、またも特別な年になりました。ついにウインブルドンのシングルスで初優勝を果たし、男子車いすテニス史上初の生涯グランドスラムと生涯ゴールデンスラムを達成しました」とITFのサイトを通して国枝はコメントした。

「私は自分を誇りに思います。しかしこれらの成果は妻やコーチ、フィジオ、スポンサー、ファンなどチームのサポートがなければ実現できませんでした。彼らと一緒に記念すべき1年を祝いたいと思います」

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles