2020年準優勝者ティームが本戦ワイルドカードを獲得 [オーストラリアン・オープン]
2023年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)が金曜日に公式サイトを更新し、元世界ランク3位のドミニク・ティーム(オーストリア)が本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)を獲得したと発表した。
ケガから復帰して勝てなかった期間を乗り越えて徐々に調子を上げていったティームは一時350位以下に落ちていた世界ランクを102位まで戻したが、プロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)でエントリーした選手が多数いたためダイレクトインすることができていなかった。
2020年オーストラリアン・オープン決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に挑んだティームはあと1セットで優勝というところまで追い込んだが、最終的にフルセットの末に惜敗していた。ティームは昨年の大会にも出場を予定していたが、復帰の準備が間に合わなかったため欠場を余儀なくされていた。
大会主催者はほかにも男子のクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)とルカ・バン アッシュ(フランス)、女子ではディアン・パリー(フランス)とテイラー・タウンゼント(アメリカ)にも本戦ワイルドカードが授与されたと発表した。
これに先立ちジェイソン・クブラー(オーストラリア)、アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)、リンキー・ヒジカタ(オーストラリア)、オリビア・ガデツキ(オーストラリア)、ストーム・ハンター(旧姓サンダース/オーストラリア)、タリア・ギブソン(オーストラリア)の地元勢6人と元世界ナンバーワンで42歳のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)も本戦ワイルドカードを受け取っており、残り4枠(男女各2人)は来週発表される予定になっている。
写真◎Getty Images
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