日比野菜緒が前年覇者クレイチコバを倒す番狂わせを演じて昨年4月以来のツアー8強入り [プラハ・オープン]

写真はオーストラリアン・オープンでの日比野菜緒(ブラス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ライブスポーツ・プラハ・オープン」(WTA250/チェコ・プラハ/7月25~31日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、日比野菜緒(ブラス)がディフェンディング・チャンピオンで第2シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を3-6 7-6(5) 6-3で倒す番狂わせを演じてベスト8進出を決めた。試合時間は2時間47分。

 ツアー大会のシングルスで日比野が8強入りしたのは、昨年4月のチャールストン(WTA250/クレーコート)以来で通算15回目となる。

 今大会に初めて出場した27歳の日比野は予選決勝で敗れたが、欠場者が出たためラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)で本戦入りが決まっていた。

 この結果で日比野は、クレイチコバとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2018年9月に蘇州(ITF10万ドル/ハードコート)の1回戦で一度顔を合わせており、日比野が6-7(6) 6-3 6-4で勝っていた。

 今大会での日比野は1回戦でミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)を6-2 6-2で破り、WTAツアーのシングルスで今季初の本戦勝利をマークしていた。

 日比野は準々決勝で、第5シードのアリゼ・コルネ(フランス)とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した17歳のリンダ・ノスコバ(チェコ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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