2022年シーズン好調のオジェ アリアシムとルーネが初戦で敗れる番狂わせ [アデレード国際1]

写真は初戦でシードダウンを喫したフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 2023年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「アデレード国際1」(ATP250/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月2~8日/賞金総額64万2735ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第2シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が予選を勝ち上がってきたアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)に4-6 6-7(5)で敗れる番狂わせが起きた。

 第1セット4-4からブレークを許して先行されたオジェ アリアシムは第2セットの立ち上がりに相手のサービスゲームを破って4-1とリードしたが、そこから巻き返したポプリンがタイブレークに持ち込み1時間54分で勝利をもぎ取った。

 昨シーズンに60勝27敗の戦績を残したオジェ アリアシムはツアー初優勝を含む4勝を挙げるなどして世界ランクを自己最高の6位まで上げたが、今年最初の試合を勝利で飾ることができなかった。

 ポプリンは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていたマルコス・ギロン(アメリカ)と対戦する。

 この日はこれ以外にも第5シードのホルガ・ルーネ(デンマーク)が日本の西岡良仁(ミキハウス)から第1セットを先取しながら6-2 4-6 4-6で逆転負けを喫し、初戦で姿を消した。ルーネもまた昨シーズンに10月のパリ(ATP1000/室内ハードコート)を含む3つのタイトルを獲得してトップ10入りも果たすなど目覚ましい飛躍を遂げ、同年のATPアワードで最優秀新人賞に輝いていた。

 そのほかの試合ではミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、ジャック・ドレイパー(イギリス)、カンタン・アリス(フランス)、予選勝者のロマン・サフィウリン(ロシア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したタナシ・コキナキス(オーストラリア)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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