崖っぷちに追い込まれたギロンがマッチポイントを2本凌いで初戦突破 [アデレード国際1]

写真はマルコス・ギロン(アメリカ)(Getty Images)


 2023年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「アデレード国際1」(ATP250/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月2~8日/賞金総額64万2735ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、マルコス・ギロン(アメリカ)がリシャール・ガスケ(フランス)との接戦を7-6(5) 6-7(6) 7-5で制して今季をスタートした。 

 第1セットを落としたあと第2セットで6つのブレークポイントを凌いだ末にタイブレークに持ち込みセットオールに追いついたガスケは、第3セット4-3から両者を通して初のブレークに成功すると続くサービング・フォー・ザ・マッチで40-15としてマッチポイントを掴んでいた。

 しかし最初のチャンスでフォアハンドのドロップショットをネットにかけて次のポイントでバックハンドをミスしたガスケは試合を終わらせることができず、ピンチを切り抜けたギロンが最後の4ゲームを連取して2時間57分の死闘を締めくくった。

 ギロンは次のラウンドで、第2シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と予選を勝ち上がってきたアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)の勝者と対戦する。

 この日は男子シングルス1回戦がもう1試合行われ、ダニエル エライ・ガラン(コロンビア)が第1セットを3-6で落としたあと腹筋のケガを理由に棄権したためマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)が勝ち進んだ。

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写真◎Getty Images

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