優勝経験者のメルテンスとコルネが初戦でシードダウン [ホバート国際]

写真は初戦でシードダウンを喫した2017年&18年チャンピオンのエリース・メルテンス(ベルギー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ホバート国際」(WTA250/オーストラリア・タスマニア州ホバート/1月9~17日/賞金総額25万9303ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第2シードのエリース・メルテンス(ベルギー)が同胞のマリナ・ザネフスカ(ベルギー)に4-6 4-6で敗れる番狂わせが起きた。

 7度のブレークがあった第1セットを先取したザネフスカはサービスキープで進んだ第2セットも最後のゲームをブレークして1時間55分で勝利を掴んだ。

 2017年と18年に同大会でタイトルを獲得した実績を持つメルテンスは試合中に右肩を気にするそぶりを見せ、第2セット終盤にメディカルタイムアウトを取って治療を受ける場面があった。

 ザネフスカは次のラウンドで、ジュ・リン(中国)を6-2 6-2で破って勝ち上がった2019年大会チャンピオンでワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したソフィア・ケニン(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第6シードのベルナルダ・ペラ(アメリカ)、第8シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)、エリザベッタ・コッチャレット(イタリア)、アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)、予選勝者のアンナ・ブリンコワ(ロシア)とヌリア・パリザス ディアス(スペイン)、イザリン・ボナボントゥー(ベルギー)が2回戦に駒を進めた。

 コッチャレットが2016年の優勝者で第3シードのアリゼ・コルネ(フランス)を6-4 6-2で退け、バン ウィトバンクは第7シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)に6-4 1-6 6-4で競り勝ちそれぞれシードダウンを演じた。

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写真◎Getty Images

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