1年ぶりの優勝を目指すバドーサがアダッド マイアを倒して準決勝へ [アデレード国際2]

写真はパウラ・バドーサ(スペイン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「アデレード国際2」(WTA500/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月9~14日/賞金総額78万637ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第9シードのパウラ・バドーサ(スペイン)が第11シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)に7-6(5) 7-5で競り勝ちベスト4進出を決めた。

 両セットとも競り合いながら進んだが、最後に違いを見せたバドーサが2時間34分で勝利をもぎ取った。バドーサは試合を通して相手よりも8本多くのウィナーを決め、アンフォーストエラーも1本少なかった。

「彼女(アダッド マイア)はファイターだから、長い試合になることは覚悟していた。彼女は何があっても諦めないし、そういう選手は本当に尊敬するわ」とバドーサは試合後のオンコートインタビューで語った。

「お互いにサービスがよく、自分からポイントを取りにいった。彼女も私もいい動きをしていたと思う。とてもタフだったけど、ブレークポイントやチャンスがきたときにアグレッシブにいかなければならないとわかっていた。そのようなテニスができたと思うわ」

 昨年のシドニー以来となる1年ぶりのタイトルを目指しているバドーサは次のラウンドで、第12シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を6-3 7-6(3)で破って勝ち上がった第5シードのダリア・カサキナ(ロシア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)とベリンダ・ベンチッチ(スイス)の顔合わせとなった。第6シードのクデルメトワが第10シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)に4-6 7-6(5) 6-1で逆転勝利をおさめ、第8シードのベンチッチは第4シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-2 3-6 6-4で振りきった。

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写真◎Getty Images

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