ラドゥカヌが前哨戦でのケガを乗り越えガウフとの2回戦へ「次の試合を凄く楽しみにしている」 [オーストラリアン・オープン]
今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、エマ・ラドゥカヌ(イギリス)がタマラ・コルパッチ(ドイツ)を6-3 6-2で下して大会をスタートした。
前哨戦のオークランドで足首を捻るアクシデントに見舞われたラドゥカヌは出場が危ぶまれたが、この日は問題なくプレーして1時間25分で勝利を掴んだ。
「今日は試合中にうまく対処できていたと思う。最高のプレーができていなかったポイントもあったけど、メンタル的にいい状態だったから続けることができたわ」とラドゥカヌは試合を振り返った。
「オフシーズンは正直に言うとテニスの練習はあまりせず、6日くらいだけだったの。その代わりにジムでたくさん鍛えたわ。今はのびのびとラケットを振り抜くことができていると思う」
ラドゥカヌは次のラウンドで、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)を6-1 6-4で破って勝ち上がった第7シードのココ・ガウフ(アメリカ)と対戦する。
「次の試合を本当に楽しみにしているわ。ココは言うまでもなく多くの素晴らしいことをやってのけ、今はとてもいいプレーをしている。私たちは2人とも若くて優秀な選手だと思う」とラドゥカヌは次戦を見据えた。
「彼女は最初にウインブルドンで頭角を現し、そのあと適応するのに少し時間がかかったかもしれないけど、今は間違いなく確固たる地位を築いている。彼女のことはよく知っているわ。オフコートでの彼女はとても親切で、感じがよくてしっかりしているの」
ケガからの回復について、「先週に私がやったことはかなりコントロールされていた。予想外のことも想定して実際の試合で試し、最初は慣らすだけだったけど、いい感じだったわ」とラドゥカヌは説明した。
「おかげで少しプレッシャーが軽減されたかもしれない。私はコートに立つためによくやったしチームもいい仕事をしてくれたから。それは私たちにとって素晴らしい成果なの。そんなこんなを乗り越えたんだから、ここにくるために私たちがやったすべてのハードワークもひっくるめて楽しんだほうがいいかもしれないわね」
写真◎Getty Images
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