前哨戦2週連続初戦敗退のルブレフがティームを下して今季のシングルス初勝利 [オーストラリアン・オープン]

写真はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元世界ランク3位のドミニク・ティーム(オーストリア)を6-3 6-4 6-2で下し、今季のシングルス初勝利を挙げた。試合時間は2時間10分。

 前哨戦でのルブレフは2週続けてATP250のアデレード(ハードコート)でプレーしたが、ともに初戦敗退を喫していた。

 全豪に7年連続出場となる25歳のルブレフは、2021年のベスト8がこれまでの最高成績。第5シードとして臨んだ昨年は、3回戦でマリン・チリッチ(クロアチア)に5-7 6-7(3) 6-3 3-6で敗れていた。

 ルブレフは次のラウンドで、エミル・ルースブオリ(フィンランド)と予選を勝ち上がってきたマックス・パーセル(オーストラリア)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、第14シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、第23シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、第25シードのダニエル・エバンズ(イギリス)、第27シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、バンジャマン・ボンジ(フランス)、ラスロ・ジェレ(セルビア)、予選勝者のニコラス・ジャリー(チリ)、ジェレミー・シャルディ(フランス)が2回戦に駒を進めた。

 予選勝者のオレクシー・クルチフ(ウクライナ)を6-4 6-7(6) 6-3 7-6(5)で倒したシュワルツマンが昨年の9月から続いていたシングルスでの連敗を「8」で止め、第26シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)はジャリーに3-6 4-6 6-7(3)で敗れて初戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

男子シングルス1回戦|主な試合結果

○65アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[5] 6-3 6-4 6-2 ●66ドミニク・ティーム(オーストリア)[WC]

○70ジェレミー・シャルディ(フランス)1-6 7-5 6-1 6-4 ●69ダニエル エライ・ガラン(コロンビア)

○72ダニエル・エバンズ(イギリス)[25] 6-4 4-6 6-4 6-4 ●71ファクンド・バグニス(アルゼンチン)

○81パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)[14] 7-6(4) 6-1 7-6(3) ●82ペドロ・カチン(アルゼンチン)

○84バンジャマン・ボンジ(フランス)4-6 6-3 7-6(5) 6-4 ●83マッティア・ベルッチ(イタリア)[Q]

-----

○89グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)[27] 7-6(3) 7-5 6-2 ●90アスラン・カラツェフ(ロシア)

○92ラスロ・ジェレ(セルビア)6-4 1-6 6-4 6-1 ●91ジズー・ベルグス(ベルギー)[Q]

○97テイラー・フリッツ(アメリカ)[8] 6-4 6-2 4-6 7-5 ●98ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)

○103ニコラス・ジャリー(チリ)[Q] 6-3 6-4 7-6(3) ●104ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)[26]

○105ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[23] 6-4 6-7(6) 6-3 7-6(5) ●106オレクシー・クルチフ(ウクライナ)[Q]

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles