ガウフが注目一戦でラドゥカヌを退け3回戦へ「このような大会で勝ち進むには最高の選手たちを倒さなければならない」 [オーストラリアン・オープン]

写真は注目の一戦を制して3回戦に進出したココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第7シードのココ・ガウフ(アメリカ)がエマ・ラドゥカヌ(イギリス)との初対決を6-3 7-6(4)で制してベスト32に進出した。
 
 ストレートではあったが、特に第2セットには激しい凌ぎ合いが展開された見応えある試合だった。

 第1セットを落としたラドゥカヌは第2セットも先にブレークを許したが、奮起して4-4に追いつくと5-4からふたつのセットポイントを掴んだ。しかしガウフはそこで崩れず、アグレッシブに攻めてきたラドゥカヌに対して優れた守備力で窮地を凌いだ。ガウフは相手のほうが押しているように見えるラリーでも最後にはポイントを奪い、要所で攻撃を仕掛ける賢明なプレーで違いを生み出した。

「とにかく最後まで踏ん張り続けるのよと自分に言い聞かせていたの。素晴らしい試合だったと思う。お互いに立ち上がりは不安定だったけど、全体的に質の高い試合だったんじゃないかしら。ドローが決まってから待ちわびていた対戦だったから2人とも緊張していたけど、いい試合になってよかったわ」とガウフは試合後にコメントした。

「このような大会で勝ち進むには最高の選手たちを倒さなければならない。それが2回戦で起きないほうがいいけど、これはどうしようもないわ。2人ともプレッシャーにかなりうまく対処できて本当によかったと思う」

 前哨戦のオークランドで1セットも落とさず2021年5月以来のツアー3勝目を挙げて優勝候補の一角と見なされている18歳のガウフ次のラウンドで、第29シードのジェン・チンウェン(中国)を6-4 6-4で破って勝ち上がったベルナルダ・ペラ(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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