今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」（オーストラリア・ビクトリア州メルボルン／本戦1月16～29日／ハードコート）の女子シングルス2回戦で、第5シードのアーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）がシェルビー・ロジャーズ（アメリカ）を6-3 6-1で下してベスト32に進出した。試合時間は1時間27分。

　全豪に6年連出場となる24歳のサバレンカは、2021年と22年のベスト16がこれまでの最高成績。第2シードとして臨んだ昨年は、4回戦でカイア・カネピ（エストニア）に7-5 2-6 6-7(7-10)で惜敗していた。ダブルスではエリース・メルテンス（ベルギー）とペアを組み、2021年にタイトルを獲得した実績を持っている。

　2023年シーズン開幕戦のひとつとなるアデレード（WTA500／ハードコート）でツアー11勝目を挙げて今大会を迎えたサバレンカは今季にプレーした12セットを連続で取っており、連勝を「6」に伸ばした。

　サバレンカは次のラウンドで、ローレン・デービス（アメリカ）を6-4 6-3で破って勝ち上がった第26シードのエリース・メルテンス（ベルギー）と対戦する。

　そのほかの試合では第19シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ（ロシア）、第30シードのカロリーナ・プリスコバ（チェコ）、マグダ・リネッテ（ポーランド）、ドナ・ベキッチ（クロアチア）、カミラ・ジョルジ（イタリア）、予選勝者のケイティ・ボリネッツ（アメリカ）が3回戦に駒を進めた。

　第9シードのベロニカ・クデルメトワ（ロシア）がボリネッツに4-6 6-2 2-6で、第16シードのアネット・コンタベイト（エストニア）がリネッテに6-3 3-6 4-6で、第18シードのリュドミラ・サムソノワ（ロシア）はベキッチに3-6 0-6で敗れ、それぞれ2回戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者

女子シングルス2回戦｜主な試合結果

○72カロリーナ・プリスコバ（チェコ）[30] 6-0 7-5 ●70ユリア・プティンセバ（カザフスタン）

○77ケイティ・ボリネッツ（アメリカ）[Q] 6-4 2-6 6-2 ●80ベロニカ・クデルメトワ（ロシア）[9]

○84マグダ・リネッテ（ポーランド）3-6 6-3 6-4 ●81アネット・コンタベイト（エストニア）[16]

○88エカテリーナ・アレクサンドロワ（ロシア）[19] 1-6 6-2 6-3 ●86テイラー・タウンゼント（アメリカ）[WC]

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○97アーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）[5] 6-3 6-1 ●100シェルビー・ロジャーズ（アメリカ）

○104エリース・メルテンス（ベルギー）[26] 6-4 6-3 ●101ローレン・デービス（アメリカ）

○108カミラ・ジョルジ（イタリア）6-4 6-3 ●106アンナ カロリーナ・シュミドローバ（スロバキア）[Q]

○117ドナ・ベキッチ（クロアチア）6-3 6-0 ●120リュドミラ・サムソノワ（ロシア）[18]