「一貫性のある選手になりたい」と願うシフィオンテクら5人のグランドスラム優勝経験者が4回戦へ [オーストラリアン・オープン]

写真は試合後にファンのサインに応じるイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が予選から勝ち上がってきたクリスティーナ・ブクサ(スペイン)に6-0 6-1で圧勝してベスト16に進出した。

 立ち上がりから一気に11ゲームを連取したシフィオンテクは、試合を通して相手に19ポイントしか与えず55分で完勝した。

「とても規律のあるプレーができ、自分の戦術に集中できてよかったと思う。うまく流れに乗っている感じがしたわ」とシフィオンテクは試合後にコメントした。

「私はいつもパフォーマンスに一貫性のある選手になりたいと思っていたから、その目標を達成できて本当にうれしいわ。これくらい安定したプレーが続けられるよう願っている」

 昨年4月に世界ランク1位の座に就いたシフィオンテクは同年にフレンチ・オープンとUSオープンでタイトルを獲得し、今大会では初優勝を目指している。

 シフィオンテクは次のラウンドで、前年のファイナリストで第13シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-2 5-7 6-2で破って勝ち上がったウインブルドン優勝者で第22シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。ふたりはツアーレベルでは2021年9月にオストラバの準々決勝で一度顔を合わせており、そのときにはシフィオンテクが7-6(5) 6-2で勝っている。

「この試合では最初から最後まで本当に安定したプレーができた。私の武器はサービスだけど、重要な場面の多くでそれに助けられたわ」と23歳のルバキナは試合を振り返った。

 この2人のほか、同日には更に3人のグランドスラム優勝経験者が女子シングルスで16強入りを決めた。

 2017年フレンチ・オープン覇者で第17シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)がカテリーナ・バインドル(ウクライナ)を6-3 6-0で退け、2021年ロラン・ギャロス女王で第20シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)がアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)を6-2 6-3で下し、2012年&13年全豪チャンピオンで第24シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)は第10シードのマディソン・キーズ(アメリカ)に1-6 6-2 6-1で逆転勝利をおさめた。

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写真◎Getty Images

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