元学生王者の島袋将がチャレンジャー大会初優勝「とても自信がついた1週間になったと思います」 [ノンタブリー・チャレンジャー]

写真はチャレンジャー大会初優勝を飾った島袋将(有沢製作所)(写真提供◎島袋将:有沢製作所所属)


 ATPツアー下部大会の「タイ・テニスツアー3」(チャレンジャー50/タイ・ノンタブリー/1月16~22日/賞金総額4万ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきた島袋将(有沢製作所)が予選勝者のアルトゥール・カゾー(フランス)を6-2 7-5で下して優勝を飾った。試合時間は1時間22分。

 25歳の島袋は早稲田大学時代に2017年インカレと18年インカレ室内を制し、2019年にはイタリア・ナポリのクレーコートで開催された第30回ユニバーシアード競技大会(現FISUワールドユニバーシティゲームズ)の男子ダブルスで銅メダルを獲得した実績を持っているが、チャレンジャー大会では3度のベスト4がこれまでの最高成績だった。

 今大会での島袋は1回戦でマッツ・モレイン(ドイツ)を6-3 6-2で、2回戦で第1シードのジェームズ・ダックワース(オーストラリア)を7-6(4) 4-6 6-1で、準々決勝で第8シードのズデネク・コラーシュ(チェコ)を6-0 6-7(7) 6-2で、準決勝ではホン・ソンチャン(韓国)を6-2 7-5で破って決勝進出を決めていた。

 試合後に自身のSNSを更新した島袋は、「沢山の応援ありがとうございました!とても自信がついた1週間になったと思います!引き続き頑張ります」とコメントした。

 シングルス本戦に出場したそのほかの日本勢は予選を勝ち上がった望月慎太郎(IMG Academy)が2回戦で、守屋宏紀(安藤証券)は1回戦で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Altは繰り上がり出場

日本人選手の試合結果

男子シングルス決勝

○3島袋将(日本/有沢製作所)6-2 7-5 ●29アルトゥール・カゾー(フランス)[Q]

男子シングルス準決勝

○3島袋将(日本/有沢製作所)6-2 7-5 ●13ホン・ソンチャン(韓国)

男子シングルス準々決勝

○3島袋将(日本/有沢製作所)6-0 6-7(7) 6-2 ●8ズデネク・コラーシュ(チェコ)[8]

男子シングルス2回戦

○3島袋将(日本/有沢製作所)7-6(4) 4-6 6-1 ●1ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)[1]

●26望月慎太郎(日本/IMG Academy)[Q] 3-6 1-6 ○28テニス・サングレン(アメリカ)

男子シングルス1回戦

○3島袋将(日本/有沢製作所)6-3 6-2 ●4マッツ・モレイン(ドイツ)

●19守屋宏紀(日本/安藤証券)0-6 4-6 ○20ベンジャミン・ハッサン(レバノン)

○26望月慎太郎(日本/IMG Academy)[Q] 2-6 6-4 7-5 ●25ポール・ジャブ(イギリス)[5]

男子ダブルス1回戦

●16松井俊英/上杉海斗(ASIA PARTNERSHIP FUND/江崎グリコ)[2] 3-6 3-6 ○15ヤン・ホインスキ/スチュアート・パーカー(イギリス)[Alt]

●13ホン・ソンチャン/島袋将(韓国/有沢製作所)3-6 6-2 [4-10] ○14ミハエル・ゲールツ/ブラディスラフ・オルロフ(ベルギー/ウクライナ)[Alt]

●2フランシス ケーシー・アルカンタラ/守屋宏紀(フィリピン/安藤証券)4-6 6-7(0) ○1ナム・ジソン/ソン・ミンギュ(韓国)[1]

●7パラフーン・コバピクテッド/越智真(タイ/江崎グリコ)[Alt] 3-6 4-6 ○8ニコラス デビッド・イオネル/カツペル・ジュク(ルーマニア/ポーランド)

予選決勝

○9望月慎太郎(日本/IMG Academy)[3] 6-3 7-5 ●11キーガン・スミス(アメリカ)

●5越智真(日本/江崎グリコ)[Alt] 6-7(3) 6-7(3) ○8スチュアート・パーカー(イギリス)[9]

予選1回戦

○9望月慎太郎(日本/IMG Academy)[3] 6-4 1-6 7-5 ●10スミト・ナガル(インド)[WC]

○5越智真(日本/江崎グリコ)[Alt] 6-3 6-3 ●6マキシマス・ジョーンズ(タイ)[WC]

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写真提供◎島袋将:有沢製作所所属

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