元世界4位のトーマシュ・ベルディヒがATPファイナルズの舞台で引退を発表

男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月10~17日/賞金総額900万ドル/室内ハードコート)の大会7日目。
 
 元ウインブルドン準優勝者のトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)がプロとして17年のキャリアを築いたテニス選手としての生活に終止符を打ち、準決勝が行われたATPファイナルズの舞台で引退することを発表した。

 34歳のベルディヒはここ18ヵ月の大部分で背中の故障に苦しめられ、自分の身体はもはや最高レベルで戦うことを許してくれないと打ち明けた。

 元世界ランク4位のベルディヒは、8月のUSオープンで1回戦負けを喫した直後に心を決めたのだという。彼はそれ以来どの大会にも出場しておらず、現在は世界ランクを103位にまで落としていた。

「『OK、これで終わりだ』と僕は言ったんだ。僕の身体が続けることを許さず、非常に予想がつきにくい」とベルディヒは明かした。「ただ続けることに、真の意味はないと思ったんだ」。

 自分のキャリアのハイライトについてベルディヒは、ロジャー・フェデラー(スイス)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒して決勝に進出し、そこでラファエル・ナダル(スペイン)に敗れた2010年ウインブルドンだったと述べた。

「その敗れた決勝さえが、本当に特別な瞬間だった」と彼は回顧した。

 彼はまた、他の3つのグランドスラム大会でも少なくとも一度は準決勝に進出しており、通算で「13」のタイトルを獲得した。その中には2005年パリ・マスターズ優勝も含まれており、キャリア最高ランキングは4位だった。

 ベルディヒは引退後に何をするかのプランは今のところなく、まずは少し休んで家族とともに時間を過ごすことに集中したいと語った。

「実際のところ、プランは“どんなプランも持たないこと”なんだ」と彼はコメントした。「ここ15年から20年は本当に多忙で要求が厳しかったから、そのような年月のあとはただホッと息をつく必要があるんだよ」。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はATPファイナルズのコート上で行われた引退セレモニーの様子(左からベルディヒ、フェレール、エストレーリャ ブルゴス、ステパネク、ミルニー、マトコウスキ、アルマグロ、ユーズニー、バグダティス)
LONDON, ENGLAND - NOVEMBER 16: Tomas Berdych, Radek Stepanek, David Ferrer, Victor Estrella Burgos, Nicolas Almagro, Max Mirnyi, Marcin Matkowski, Mikhail Youzhny and Marcos Baghdatis pose for a photo during a presentation to honor their service to the ATP Tour during Day Seven of the Nitto ATP World Tour Finals at The O2 Arena on November 16, 2019 in London, England. (Photo by Justin Setterfield/Getty Images)

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