最強双子ダブルスのブライアン兄弟が2020年USオープンを最後に引退の意向

ボブ&マイクのブライアン兄弟(アメリカ)が2020年のUSオープンのあとに引退する意向を表明し、ダブルスで史上最多記録となるグランドスラム16勝を挙げたプロテニスにおけるパートナーシップを終了することになった。

 アメリカの41歳の双子ペアは、男子トップ8によるシーズン末のエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月10~17日/賞金総額900万ドル/室内ハードコート)で彼らのプランを発表した。ブライアン兄弟は今大会の出場資格があったが、来季に備えるため辞退していた。

 ブライアン兄弟はATPマスターズ1000の大会での「39」を含め、これまでにツアーで通算「118」のタイトルを獲得した。

 彼らはまた、2007年のデビスカップでアメリカの優勝に貢献し、2012年にはロンドン五輪の男子ダブルスで金メダルを獲得するなど、10度に渡って世界ナンバーワンのダブルスペアとしてシーズンを終えた実績を持っている。

 弟のボブは2018年に股関節の手術(人工股関節置換術)を受けたが、今季に入ってふたたび兄のマイクとペアを組んで2度の優勝を果たした。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はマイアミの大会で優勝したときのボブ・ブライアン(アメリカ/左)とマイク・ブライアン(アメリカ/右)
MIAMI GARDENS, FLORIDA - MARCH 30: Bob and Mike Bryan of USA hold the winners trophy after defeating Stefanos Tsitsipas of Greece Wesley Koolhof of Netherlands in the doubles final during day thirteen of the Miami Open tennis on March 30, 2019 in Miami Gardens, Florida. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles