リヨン育ちのガルシアが親善大使を務める大会で2年連続ベスト4進出 [リヨン・オープン]
WTAツアー公式戦の「シジエム サンス・メトロポル ド リヨン・オープン」(WTA250/フランス・リヨン/1月30日~2月5日/賞金総額25万9303ドル/室内ハードコート)の女子シングルス準々決勝で第1シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)が地元ファンの声援を受けてジャスミン・パオリーニ(イタリア)を7-5 7-5で倒し、昨年に続いてベスト4進出を決めた。
試合を通して9本のサービスエースを決めたガルシアは85%と高いファーストサーブからのポイント獲得率で自分のサービスゲームをきっちりキープし、相手のセカンドサーブにプレッシャーをかけて6-5からブレークして第1セットを先取した。
第2セット3-3からこの日唯一のサービスダウンを喫したガルシアは直後に追いつき、5-5から2つのブレークポイントを凌いでキープした勢いのまま次のゲームをブレークしてストレートで試合を終わらせた。
競り合いを制して勝利を決めたあと、ガルシアはいつものようにの飛行機ポーズを披露して観客たちに手を振った。リヨン育ちのガルシアは、この大会で親善大使を務めている。
地元の大会で初の決勝進出を目指すガルシアは次のラウンドで、予選から勝ち上がってきた18歳のリンダ・ノスコバ(チェコ)を6-4 7-6(3)で破って勝ち上がったカミラ・オソリオ(コロンビア)と対戦する。
もうひとつの準決勝は、アリシア・パークス(アメリカ)とマリナ・ザネフスカ(ベルギー)のノーシード対決となった。パークスが第7シードのダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)を7-5 6-2で下して初のツアー4強入りを決め、ザネフスカは第5シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)に3-6 6-2 6-2で逆転勝利をおさめた。
写真◎Getty Images
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