“アラブの星”ジャバーが2月の中東3連戦をすべて欠場へ「より強く、健康になって戻ってくることを約束します」

写真はアデレード国際1でのオンス・ジャバー(チュニジア)(Getty Images)


 世界ランク3位のオンス・ジャバー(チュニジア)が自身のSNSを更新し、ドーハとドバイの大会出場を取り消すと発表した。彼女は既に現在開催中のアブダビもスキップしており、今月の中東での3連戦をすべて欠場することになった。

 ジャバーはSNSを通して「健康状態を管理するため、私の医療チームはコートに戻っていいパフォーマンスを発揮できるようにするために小さな手術を受ける必要があると判断しました」と報告し、「(アブダビに加えて)ドーハとドバイも欠場しなければならず、胸が張り裂けそうなほど落胆しています。再会を待ちわびてくれていた中東のファンの皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいです。より強く、健康になって戻ってくることを約束します」とコメントした。

 グランドスラム大会で決勝に進出した初のアラブ人女性であるジャバーは、ここ数シーズンでランキングを駆け上がる過程でドーハとドバイの観客たちを大いに沸かせてきた。昨年に母国でツアー大会が新設されるまで、この中東スウィングは彼女にとってもっとも故郷に近い大会だった。

 今年のオーストラリアン・オープンで2回戦負けを喫したジャバーは初戦に勝ったあと「深刻なケガではないけど、たまに気になることがある」と話し、膝のケガを抱えながら戦っていることを明かしていた。

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写真◎Getty Images

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