2019年大会覇者ティームがインディアンウェルズのワイルドカードを獲得
ATPツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日8~19日/賞金総額1014万3750ドル/ハードコート)が公式SNSを更新し、ドミニク・ティーム(オーストリア)がワイルドカード(主催者推薦枠)を獲得したと発表した。
同大会に2014年から6年連続で出場した29歳のティームは、最後にプレーした2019年に決勝でロジャー・フェデラー(スイス)を倒して初のマスターズ制覇を果たしていた。ティームは2020年USオープンでグランドスラム大会のタイトルを獲得したが、翌年6月に右手首を負傷して長期離脱を余儀なくされた。
未だ復活の過程で苦労しているティームは世界ランク自己最高3位から一時は300位以下まで落とし、現在は99位につけている。
「こんにちは、インディアンウェルズ! 僕は今日、2023年BNPパリバ・オープンのワイルドカードを獲得するという素晴らしいメッセージを受け取りました。大好きな大会で、2019年に優勝して以来の出場ということで、僕にとっては信じられないようなニュースです。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています」とティームは大会公式SNSを通してコメントした。
ティームは現在開催中のブエノスアイレスで前日に1回戦をプレーし、第7シードのアレックス・モルチャン(スロバキア)を7-6(4) 6-3で下して今季5試合目にして初勝利を挙げたばかりだった。
写真◎Getty Images
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