3年ぶり出場のフリッツが母国で今季初タイトルを獲得「本当に素晴らしい大会」 [デルレイビーチ・オープン]
ATPツアー公式戦「デルレイビーチ・オープン」(ATP250/アメリカ・フロリダ州デルレイビーチ/2月13~19日/賞金総額71万8245ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が第4シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を6-0 5-7 6-2で振りきり今季初優勝を飾った。
25歳のフリッツがATPツアーでタイトルを獲得したのは、昨年10月の東京以来でキャリア5度目となる。今大会に3年ぶり6度目の出場となったフリッツは、2018年のベスト8がこれまでの最高成績だった。前回プレーした2020年は、1回戦でキャメロン・ノリー(イギリス)に4-6 7-6(4) 4-6で敗れていた。
「久し振りにここに戻ってきたけど、本当に素晴らしい大会だよ。以前はここで1回戦とか2回戦で負けていたけど、今年は凄くよかった。戻ってきてこのような結果を出すことができてこれ以上の幸せはないね」とフリッツは試合後にコメントした。
決勝までの3試合をストレートで勝ち上がってきたフリッツはこの日も幸先よく第1セットを先取したが、第2セット5-4からのレシーブゲームであったチャンピオンシップポイントをものにできなかった。逆にフリッツは次のゲームをブレークされてセットオールに追いつかれたが、母国の観客から受けた声援にも後押しされて主導権を取り戻すと第3セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間57分で勝利を決めた。
これに先立ち行われたダブルス決勝では、第1シードのマルセロ・アレバロ(エルサルバドル)/ジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)がリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)/リース・スタルダー(アメリカ)を6-3 6-4で下して今季2勝目を挙げた。
写真◎Getty Images
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