スティーブンスが2時間46分の激闘を制してベスト8に進出 [メリダ・オープン]

写真はスローン・スティーブンス(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「メリダ・オープン・アクロン」(WTA250/メキシコ・ユカタン州メリダ/2月20~26日/賞金総額25万9303ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のバルバラ・グラチェワ(ロシア)に5-7 6-2 7-6(5)で競り勝ち8強入りを決めた。

 競り合いの末に第1セットを落としたスティーブンスは、嫌な流れを断ち切り第2セットを取り返した。一進一退となった第3セットは0-3から3-3に追いついたスティーブンスが6-5からのサービング・フォー・ザ・マッチでブレークバックを許して最後までもつれたが、タイブレーク4-5から最後の3ポイントを連取して2時間46分の激闘を締めくくった。

 スティーブンスは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていたカミラ・ジョルジ(イタリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)がパナ・ウッドバーディ(ハンガリー)の途中棄権で勝ち上がり、第4シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)がイザリン・ボナボントゥー(ベルギー)を6-0 7-5で退け、予選勝者のレベッカ・ピーターソン(スウェーデン)は第5シードのアリシア・パークス(アメリカ)を6-4 6-2で倒し、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではリネッテがピーターソンと、シニアコバは第7シードのエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)と顔を合わせる。

 第1セットを0-6で落としたウッドバーディは第2セットで巻き返して5-2からサービング・フォー・ザ・セットを迎えながらラリー中に右足首を痛め、メディカルタイムアウトを取って治療を受けたが試合続行が不可能となり松葉杖をついてコートをあとにした。

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写真◎Getty Images

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