予選から出場の望月慎太郎がチャレンジャー大会で今季初の8強入り、準々決勝は途中棄権 [ウェーコ・チャレンジャー]

写真は2021年マイアミ・オープンでの望月慎太郎(IMG Academy)(Getty Images)


 ATPツアー下部大会「テキサス・テニス・クラシック」(チャレンジャー75/アメリカ・テキサス州ウェーコ/2月27日~3月5日/賞金総額8万ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第6シードのボルナ・ゴヨ(クロアチア)と対戦した望月慎太郎(IMG Academy)は、背中のケガを理由に第2セット途中でリタイアした。

 第1セットを6-2で先取したゴヨは第2セットも4-0とリードしたが、望月がそこで試合続行を断念した。試合時間は55分。

 2019年7月にウインブルドン・ジュニアの男子シングルスで日本人選手として初のチャンピオンに輝いた望月がチャレンジャー大会でベスト8に進出したのは、4強入りした昨年11月の松山(チャレンジャー80/ハードコート)以来で4度目となる。

 今大会での望月は予選2試合を勝ち上がったあと、1回戦で第2シードのリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)を3-6 7-6(2) 7-5で、2回戦ではアレクシス・ガラルノー(カナダ)を6-3 6-3で破って8強入りを決めていた。

 望月はクリスチャン・ハリソン(アメリカ)とのペアでダブルスにも参戦していたが、1回戦でダニエル・クキエルマン(イスラエル)/ティム・サンドカウレン(ドイツ)に4-6 3-6で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、SEはスペシャル・イグザンプト(前週大会で勝ち残ったため予選に出場できない選手を救済するための特別出場枠)、Ret.は途中棄権

日本人選手の試合結果

男子シングルス準々決勝

●31望月慎太郎(日本/IMG Academy)[Q] 2-6 0-4 Ret. ○25ボルナ・ゴヨ(クロアチア)[6/SE]

男子シングルス2回戦

●28島袋将(日本/有沢製作所)3-6 7-6(5) 3-6 ○25ボルナ・ゴヨ(クロアチア)[6/SE]

○31望月慎太郎(日本/IMG Academy)[Q] 6-3 6-3 ●30アレクシス・ガラルノー(カナダ)

男子シングルス1回戦

○28島袋将(日本/有沢製作所)7-5 3-6 6-4 ●27ユルシース・ブランチ(アメリカ)[Q]

○31望月慎太郎(日本/IMG Academy)[Q] 3-6 7-6(2) 7-5 ●32リンキー・ヒジカタ(オーストラリア)[2]

男子ダブルス準々決勝

●12羽澤慎治/清水悠太(JCRファーマ/三菱電機)[4] 4-6 3-6 ○10エバン・キング/ミッチェル・クルーガー(アメリカ)

男子ダブルス1回戦

○12羽澤慎治/清水悠太(JCRファーマ/三菱電機)[4] 6-2 6-4 ●11Martin BREYSACH/ソンボル・ベルクシュ(フランス/ハンガリー)[WC]

●3クリスチャン・ハリソン/望月慎太郎(アメリカ/IMG Academy)4-6 3-6 ○4ダニエル・クキエルマン/ティム・サンドカウレン(イスラエル/ドイツ)

予選決勝

○21望月慎太郎(日本/IMG Academy)[6] 6-3 4-6 7-6(3) ●23イリヤ・マーチェンコ(ウクライナ)

●12清水悠太(日本/三菱電機)[7] 7-6(2) 6-7(3) 4-6 ○9アジズ・ドーガズ(チュニジア)[3]

予選1回戦

○21望月慎太郎(日本/IMG Academy)[6] 6-4 6-4 ●22アレック・ベックリー(南アフリカ)[WC]

○12清水悠太(日本/三菱電機)[7] 2-6 6-4 6-4 ●11アレックス・リバコフ(アメリカ)[WC]

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写真◎Getty Images

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