世界1位奪還を目指すアルカラスがコキナキスを下して1勝目 [ATPインディアンウェルズ]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日8~19日/賞金総額1014万3750ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が予選勝者のタナシ・コキナキス(オーストラリア)を6-3 6-3で下してベスト32に進出した。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、アルカラスはこの試合が初戦だった。アルカラスは今大会で優勝すればノバク・ジョコビッチ(セルビア)から世界ナンバーワンの座を奪い返すことができるが、それを維持するためには続くマイアミ(ATP1000/ハードコート)でタイトルを防衛しなければならない。

 試合を通して一度もブレークポイントに直面しなかったアルカラスは、相手のサービスゲームを3度破って1時間16分で勝利を決めた。

 アルカラスは次のラウンドで、ギド・ペラ(アルゼンチン)を7-6(3) 7-6(4)で破って勝ち上がった第31シードのタロン・グリークスプア(オランダ)と対戦する。

 この日プレーしたアルカラス以外のトップ10プレーヤーはディフェンディング・チャンピオンで第4シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、第7シードのホルガ・ルーネ(デンマーク)、第8シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が揃って3回戦に駒を進めた。

 そのほかの試合では第9シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第11シードのヤニク・シナー(イタリア)、第17シードのトミー・ポール(アメリカ)、第27シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)、第30シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)、元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)、ジャック・ドレイパー(イギリス)、アレックス・モルチャン(スロバキア)、アドリアン・マナリノ(フランス)、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)、スタン・ワウリンカ(スイス)が2回戦を突破した。

 前週のアカプルコ(ATP500/ハードコート)で今季初優勝を飾ったばかりだった第16シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第18シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)、第19シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)、第24シードのダニエル・エバンズ(イギリス)、第26シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)はシードダウンを喫し、初戦で姿を消した。

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写真◎Getty Images

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