スビトリーナはプティンセバに競り負け復帰を勝利で飾れず [WTAチャールストン]

写真は2022年オーストラリアン・オープンでのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「クレジット・ワン・チャールストン・オープン」(WTA500/アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン/4月3~9日/賞金総額78万637ドル/クレーコート)の女子シングルス1回戦で出産を経てツアーに戻ってきた元世界ランク3位のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が復帰戦を戦ったが、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)に7-6(3) 2-6 4-6で競り負けた。

 同じテニス選手のガエル・モンフィス(フランス)と結婚して昨年10月に出産した28歳のスビトリーナは、初戦敗退に終わった昨年3月のマイアミを最後に公式戦でプレーしていなかった。ツアーを離れている間の彼女は出産と子育てのほか、戦火にある母国ウクライナを救うための活動にも力を注いでいた。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したスビトリーナは復帰戦を前に、「非常にやる気はあるけど、少し時間が欲しいわ。もちろん妊娠前の状態に戻りたいし、グランドスラム大会で優勝して世界ナンバーワンになるという最終目標を諦めた訳じゃない。でも体が変わってしまっていることも認めなければならないわ」と話していた。

 立ち上がりから長期離脱の錆びつきを感じさせなかったスビトリーナは2度先行しながらその都度追いつかれたが、タイブレーク1-3から6ポイントを連取して長い第1セットを先取した。しかし第2セットに入るとスビトリーナのエネルギーレベルが低下し、ドロップショットを使って前後に動かす相手の作戦も功を奏してプティンセバに流れが傾いていった。第3セットではスビトリーナも持ち前の闘争心を見せたが、プティンセバがマッチポイントでドロップショットを決めて2時間46分に渡る接戦を締めくくった。

 プティンセバは次のラウンドで、第7シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と対戦する。上位8シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 この日プレーしたシード勢は第15シードのイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)がダルマ・ガルフィ(ハンガリー)を6-1 7-5で下して2回戦に駒を進めたが、第10シードのジャン・シューアイ(中国)、第11シードのアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)、第14シードのジル・タイヒマン(スイス)は敗れた。

 17歳のリンダ・フルビルトバ(チェコ)がタイヒマンを6-2 3-6 6-2で倒し、アンナ・カリンスカヤ(ロシア)がカリニーナを7-6(6) 6-4で退け、ユリア・グラベール(オーストリア)はジャンを6-4 1-6 6-3で振りきりそれぞれシードダウンを演じた。

 そのほかの試合ではスローン・スティーブンス(アメリカ)、アンナ・ブリンコワ(ロシア)、アリゼ・コルネ(フランス)、レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)、マディソン・ブレングル(アメリカ)、予選勝者のキャサリン・セボフ(カナダ)とサーシャ・ヴィッカリー(アメリカ)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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