トップシードのムゼッティが準々決勝で世界126位ムレールに敗れる番狂わせ [ハッサン2世グランプリ]

写真はアルゼンチン・オープンでのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ハッサン2世グランプリ」(ATP250/モロッコ・マラケシュ/4月3~9日/賞金総額63万705ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)が世界ランク126位のアレクサンドル・ムレール(フランス)に3-6 6-1 4-6で敗れる番狂わせが起きた。

 相手にワンチャンスを生かされ第1セットを落としたムゼッティは1ゲームしか落とさず第2セットを取り返したあと第3セットも2-0とリードしたが、第6ゲームでブレークバックを許すとムレールが5-4からブレークに成功して1時間53分でキャリア最大の勝利を決めた。

「これは僕にとってATPツアー大で初の準決勝進出だから本当にうれしい。今は凄くいいプレーができているから、この調子で続けていけるよう頑張るよ」と26歳のムレールは試合後にコメントした。

 ムレールは次のラウンドで、クリストファー・オコネル(オーストラリア)を6-3 6-7(6) 7-6(3)で破って勝ち上がったパベル・コトフ(ロシア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ダニエル・エバンズ(イギリス)とロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)の顔合わせとなった。第2シードのエバンズが予選勝者のアンドレア・ババッソーリ(イタリア)を6-3 7-5で退け、カルバレス バエナは第4シードのタロン・グリークスプア(オランダ)を6-3 2-6 6-2で振りきった。

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写真◎Getty Images

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