イングリスとボジョビッチ/ヒュールが優勝、オーストラリア勢がタイトルを独占 [富士薬品セイムス ウィメンズカップ]

写真は女子シングルスで優勝を飾ったマディソン・イングリス(オーストラリア/左)と準優勝のハン・ナレ(韓国)(写真提供◎富士薬品セイムス ウィメンズカップ、撮影◎真野博正)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「富士薬品セイムス ウィメンズカップ」(ITFワールドテニスツアーW25/大阪府大阪市・ITC靱テニスセンター/本戦4月11~16日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)は最終日を迎え、女子シングルス準決勝2試合と単複の決勝が行われた。

 前日は雨により、全試合が中止となっていた。

 シングルス決勝はハン・ナレ(韓国)とマディソン・イングリス(オーストラリア)の顔合わせとなり、イングリスが第2シードのハンを6-3 7-6(2)で下して今季初優勝を飾った。試合時間は1時間50分。

 25歳のイングリスがITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2020年2月のパース(W25/ハードコート)以来でキャリア6度目となる。決勝での戦績は、6勝5敗となった。

 今大会でのイングリスは1回戦で予選勝者の上田らむ(ノア・インドアステージ)を6-4 6-4で、2回戦で予選勝者のリー・ヤーシュエン(台湾)を予選勝者で、準々決勝で第1シードのチャン・スジョン(韓国)を7-6(3) 7-6(4)で、同日に行われた準決勝では第5シードの岡村恭香(橋本総業ホールディングス)を6-4 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 ダブルス決勝は第2シードのアレクサンドラ・ボジョビッチ/ペトラ・ヒュール(ともにオーストラリア)が第4シードのリー・ペイチー(台湾)/リーを6-2 6-3で退け、単複ともにオーストラリア勢がタイトルを獲得した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会最終日◎試合結果

女子シングルス準決勝

○5マディソン・イングリス(オーストラリア)6-4 6-1 ●16岡村恭香(日本/橋本総業ホールディングス)[5]

○32ハン・ナレ(韓国)[2] 6-2 6-0 ●17ヨウ・シャオディ(中国)[7]

女子シングルス決勝

○5マディソン・イングリス(オーストラリア)6-3 7-6(2) ●32ハン・ナレ(韓国)[2]

女子ダブルス決勝

○16アレクサンドラ・ボジョビッチ/ペトラ・ヒュール(オーストラリア)[2] 6-2 6-3 ●5リー・ペイチー/リー・ヤーシュエン(台湾)[4]


(右から)女子ダブルス優勝のアレクサンドラ・ボジョビッチ(オーストラリア)、ペトラ・ヒュール(オーストラリア)、準優勝のリー・ペイチー(台湾)、リー・ヤーシュエン(台湾)(写真提供◎富士薬品セイムス ウィメンズカップ、撮影◎真野博正)

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写真提供◎富士薬品セイムス ウィメンズカップ、撮影◎真野博正

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