日本勢は同士討ちを制した岡村恭香と加治遥がシングルス8強入り [富士薬品セイムス ウィメンズカップ]

写真は女子シングルス準々決勝に進出した岡村恭香(橋本総業ホールディングス)(写真提供◎富士薬品セイムス ウィメンズカップ、撮影◎真野博正)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「富士薬品セイムス ウィメンズカップ」(ITFワールドテニスツアーW25/大阪府大阪市・ITC靱テニスセンター/本戦4月11~16日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の本戦3日目は、女子シングルス1回戦残り1試合&2回戦8試合と女子ダブルス1回戦残り2試合&準々決勝2試合が行われた。

 シングルスは第1シードのチャン・スジョン(韓国)、第2シードのハン・ナレ(韓国)、第5シードの岡村恭香(橋本総業ホールディングス)、第7シードのヨウ・シャオディ(中国)、第8シードの加治遥(島津製作所)、アレクサンドラ・ボジョビッチ(オーストラリア)、マディソン・イングリス(オーストラリア)、予選勝者のジョルジーナ・ガルシア ペレス(スペイン)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 第4シードのアリアンヌ・ハトーノ(オランダ)はガルシア ペレスに6-7(6) 4-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。準々決勝ではチャンがイングリスと、ハンが加治と、岡村がボジョビッチと、ヨウはガルシア ペレスと対戦する。

 ダブルスでは第2シードのボジョビッチ/ペトラ・ヒュール(オーストラリア)が伊藤あおい(サリュートテニス専門学院)/澤柳璃子(安藤証券)に7-6(8) 7-5で競り勝ち、第4シードのリー・ペイチー/リー・ヤーシュエン(ともに台湾)は細木祐佳(フリー)/スー・チーユ(台湾)を6-4 7-6(1)で倒してそれぞれ準決勝進出を決めた。

 4月14日(金)は10時00分から、女子シングルス準々決勝4試合と女子ダブルス準々決勝残り2試合&準決勝2試合が行われる予定になっている。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、SRはスペシャル・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)

本戦3日目◎試合結果

女子シングルス1回戦

○21ジョルジーナ・ガルシア ペレス(スペイン)[Q] 6-4 6-1 ●22小堀桃子(日本/橋本総業ホールディングス)

女子シングルス2回戦

○1チャン・スジョン(韓国)[1] 6-1 4-6 6-4 ●3アリナ・ラディオノワ(オーストラリア)

○5マディソン・イングリス(オーストラリア)6-4 6-2 ●7リー・ヤーシュエン(台湾)[Q]

○10アレクサンドラ・ボジョビッチ(オーストラリア)4-6 6-4 6-1 ●12ホン イ コディ・ウォン(香港)

○16岡村恭香(日本/橋本総業ホールディングス)[5] 3-6 6-0 6-3 ●14木下晴結(日本/LYNX Tennis Academy 大阪)[WC]

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○17ヨウ・シャオディ(中国)[7] 6-1 6-3 ●19荒川晴菜(日本/SBC メディカルグループ)

○21ジョルジーナ・ガルシア ペレス(スペイン)[Q] 7-6(6) 6-4 ●24アリアンヌ・ハトーノ(オランダ)[4]

○25加治遥(日本/島津製作所)[8] 6-3 5-7 7-6(5) ●28瀬間詠里花(日本/橋本総業ホールディングス)

○32ハン・ナレ(韓国)[2] 7-6(6) 6-3 ●29ワン・ヤファン(中国)[SR]

女子ダブルス1回戦

○9今村咲/川口夏実(EMシステムズ/町田ローンテニスクラブ)6-3 6-2 ●10千葉陽葵/後藤七心(大商学園/城南学園)[WC]

○11森崎可南子/瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)6-3 6-2 ●12荒川晴菜/荒川夏帆(SBC メディカルグループ/吉田記念テニス研修センター)[3]

女子ダブルス準々決勝

1林恵里奈/小堀桃子(セーレン/橋本総業ホールディングス)[1] 延期 4ジョルジーナ・ガルシア ペレス/華谷和生(スペイン/三浦工業)

○5リー・ペイチー/リー・ヤーシュエン(台湾)[4] 6-4 7-6(1) ●8細木祐佳/スー・チーユ(フリー/台湾)

9今村咲/川口夏実(EMシステムズ/町田ローンテニスクラブ)延期 11森崎可南子/瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)

○16アレクサンドラ・ボジョビッチ/ペトラ・ヒュール(オーストラリア)[2] 7-6(8) 7-5 ●14伊藤あおい/澤柳璃子(サリュートテニス専門学院/安藤証券)

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写真提供◎富士薬品セイムス ウィメンズカップ、撮影◎真野博正

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