元女王ムグルッサとマルチネスがコーチ契約を解消
女子テニス元世界ランク1位のガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が3年間続いた1994年ウインブルドン優勝者でもあるコーチのコンチタ・マルチネス(スペイン)とのパートナシップを終わらせる決断を下したことをマルチネスがSNSを通して発表し、ムグルッサもその事実を裏付けた。
マルチネスは自身のツイッターを通して「ガルビネと私は双方の合意のもと、コーチと選手としての我々の関係を終わらせることにしました。コート内外で感動と素晴らしい経験に満ちた美しい年月でした。あなたと一緒に仕事ができて光栄でした」と発表し、ムグルッサは「唯一無二のコンチタ・マルチネス。すべてに感謝します」とインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を通してお礼を述べた。
2017年に指導を受けていたサム・シュミック氏がウインブルドンに帯同できなかったときに臨時コーチとしてサポートしたマルチネスはムグルッサをタイトルに導き、2人はそのあと2019年から改めてフルタイムのコーチ契約を結んでともに活動していた。
当時のムグルッサは世界ランク30位台に低迷していたが、2020年オーストラリアン・オープンで準優勝を飾ってトップ20に復帰するとトップ10に返り咲いた2021年シーズンはWTAファイナルズで初タイトルを獲得するなど3勝を挙げて3位に浮上した。マルチネスはその年、WTA(女子テニス協会)の最優秀コーチ賞に選ばれた。
今シーズンのムグルッサは4大会に出場して1勝も挙げることができておらず、リンダ・ノスコバ(チェコ)に敗れた1月のリヨンを最後にツアーから離れている。8強入りした昨年9月の東京以降は1試合も勝ていない29歳のムグルッサは現在世界ランクを131位まで落としており、家族や友人たちと過ごすためクレーコートとグラスコートのシーズンを欠場すると前週に発表していた。
写真◎Getty Images
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