ジャバーの途中棄権で決勝は2年連続同一カードに、世界トップ2のシフィオンテクとサバレンカによる頂上決戦 [WTAシュツットガルト]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド/手前)とオンス・ジャバー(チュニジア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTA500/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/4月17~23日/賞金総額78万637ドル/室内クレーコート)の女子シングルス準決勝が行われ、昨年に続いてイガ・シフィオンテク(ポーランド)とアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がタイトルをかけて対決することになった。

 第2シードのサバレンカがアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-1 6-2で退け、第1シードのシフィオンテクは第1セット3-0とリードした時点で第3シードのオンス・ジャバー(チュニジア)がふくらはぎのケガを理由に棄権したため勝利が決まった。

 初参戦だった昨年に優勝を飾った21歳のシフィオンテクは、同大会での連勝を「7」に伸ばして2連覇に王手をかけた。シフィオンテクは肋骨のケガを理由にマイアミ(WTA1000/ハードコート)とビリー ジーン・キング・カップ予選ラウンドを欠場したあと、3月のインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)以来となる今季5大会目に臨んでいる。

 1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム初制覇を果たした24歳のサバレンカは今季の女子ツアーで単独トップとなるマッチ23勝目(3敗)を挙げ、同大会で3年連続となる決勝進出を決めた。サバレンカは2年前がアシュリー・バーティ(オーストラリア)、昨年はシフィオンテクに敗れていずれも準優勝に終わっていた。

 決勝で戦う両者の対戦成績は、シフィオンテクが4勝2敗でリード。昨年の決勝を含め、クレーコートではシフィオンテクがセットを落とさず2勝を挙げている。

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写真◎Getty Images

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