シフィオンテクがプリスコバに逆転勝利でジャバーに対する準決勝へ [WTAシュツットガルト]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTA500/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/4月17~23日/賞金総額78万637ドル/室内クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に4-6 6-1 6-2で逆転勝利をおさめてベスト4に進出した。

 2021年5月にローマの決勝で一度対決したときはシフィオンテクがダブルベーグル(6-0 6-0)で圧勝していたが、この日はプリスコバが立ち上がりから4ゲームを連取して好スタートを切った。しかしシフィオンテクは次第にリズムを掴んで第2セットを取り返すと、第3セットでは相手のサービスゲームを2度破って2時間1分で試合を締めくくった。

「全体的に見ると、私は試合の出だしで集中できていなかったと思う。彼女のサービスゲームではほんの一瞬が重要になるの。だから第1セット終盤にはいいプレーができていたけど、追いつくには遅すぎたわ」とシフィオンテクは試合を振り返った。

 ディフェンディング・チャンピオンのシフィオンテクは次のラウンドで、ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)を6-3 6-0で破って勝ち上がった第3シードのオンス・ジャバー(チュニジア)と対戦する。ふたりは過去5戦し、シフィオンテクが3勝2敗で勝ち越している。

「オンスと対戦するときは簡単な試合は期待できないわ。いつもの試合とは違う感じになるはずだから、彼女の独特なプレースタイルに備える必要があるの。エキサイティングだけど、対戦するのは大変よ」とシフィオンテクは次戦を見据えた。

 もうひとつの準決勝は、ともに1セットダウンを克服したアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)とアナスタシア・ポタポワ(ロシア)の顔合わせとなった。第2シードのサバレンカがパウラ・バドーサ(スペイン)を4-6 6-4 6-4で倒し、ポタポワは第4シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を4-6 6-3 6-3で退けた。

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写真◎Getty Images

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