ムーテにジュニア時代の借りを返した綿貫陽介が本戦白星デビュー [マドリッド・オープン]

写真は予選決勝での綿貫陽介(フリー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(ATP1000/スペイン・マドリッド/4月26日~5月7日/賞金総額879万6536ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で綿貫陽介(フリー)がコランタン・ムーテ(フランス)を6-3 6-3で下し、同大会の本戦デビューを勝利で飾った。試合時間は1時間38分。

 同大会に初めて出場した25歳の綿貫は、予選2試合を勝ち抜き今季4度目のツアー本戦入り。綿貫がATPマスターズ1000大会の本戦で勝ち星を挙げたのは、3月のマイアミ(ATP1000/ハードコート)に続いてキャリア2度目となる。

 この結果で綿貫は、ムーテとのジュニア時代からの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2014年10月に大阪(ITFグレードA/ハードコート)の1回戦で一度顔を合わせており、ムーテが4-6 6-4 6-1で勝っていた。

 24歳のムーテは手首のケガで暫くツアーを離れており、この試合が2回戦で敗れた1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来となる復帰戦だった。

 綿貫は次のラウンドで、第11シードのキャメロン・ノリー(イギリス)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

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写真◎Getty Images

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