バーンアウトに苦しむ21歳アニシモワが休養を発表

写真はオーストラリアン・オープンでのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)(Getty Images)


 21歳のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)が金曜日に自身のインスタグラムを更新し、メンタルヘルスの問題を理由にしばらくの間ツアーを離れて休養することを発表した。

 インスタグラムに昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)とウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)での写真などを投稿したアニシモワは「昨年の夏からメンタルヘルスと燃え尽き症候群に苦しんでいます」と告白し、「テニスの大会に参加するのが耐えられなくなりました。現時点における私の優先事項は精神的な安定としばらくの間休養することです」と報告した。

 17歳だった2019年フレンチ・オープンで4強入りしたアニシモワは同年8月に長年のコーチでもあった父コンスタンティンを心臓発作で突然亡くし、大きなショックを受けた。アニシモワは2019年4月のボゴタ(WTAインターナショナル/クレーコート)と昨年1月のメルボルン(WTA250/ハードコート)でタイトルを獲得し、2019年10月に世界ランク自己最高の21位をマークした。

 アニシモワは現在開催中のマドリッド(WTA1000/クレーコート)に出場していたが、アランチャ・ラス(オランダ)に5-7 2-6で敗れて今季5度目の初戦敗退を喫していた。

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写真◎Getty Images

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