最年長ワウリンカが2回戦へ、6年ぶり出場のマレーはふたたびフォニーニに敗れる [イタリア国際]
ATPツアー公式戦「BNLイタリア国際」(ATP1000/イタリア・ローマ/5月10~21日/賞金総額863万7966ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)がイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)を6-2 6-4で下して好スタートを切った。
ケガから復帰して苦労していた時期を乗り越えリズムを掴み始めている38歳のワウリンカは試合を通して主導権を握り、26本のウィナーを叩き込んで1時間17分で勝利を決めた。今大会の同種目で最年長のワウリンカにとって、ATPマスターズ1000大会出場はこれが119回目となる。
「準備はできていた。いいプレーができている。いい初戦だったし、また勝つことができてうれしいよ」とワウリンカは試合後にコメントした。
「このレベルに戻るために僕はハードワークを積んできた。今年はかなりいいプレーができているけど、もっと試合に勝つ必要がある。僕に少し欠けているのは、試合に勝つための自信だ。でも全体的なレベルは凄くよかったと思う」
2008年大会準優勝者のワウリンカは次のラウンドで、第26シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。
6年ぶりに参戦した元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したファビオ・フォニーニ(イタリア)に4-6 6-4 4-6で競り負け、優勝した2016年以来の勝ち星を挙げることはできなかった。ふたりはマレーが世界1位だった2017年にも同大会の1回戦で対決し、フォニーニが6-2 6-4で勝っていた。
そのほかの試合ではセバスチャン・バエス(アルゼンチン)、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)、ウー・イービン(中国)、トマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)、ラスロ・ジェレ(セルビア)、グレゴワール・バレール(フランス)、クリスチャン・ガリン(チリ)、アルトゥール・リンデルネック(フランス)、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)に加え、アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)、アレクサンドル・ムレール(フランス)、ロマン・サフィウリン(ロシア)、タナシ・コキナキス(オーストラリア)、アルトゥール・フィス(フランス)の予選勝者5人が2回戦に駒を進めた。
写真◎Getty Images
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