予選から7連勝の島袋将がチャレンジャー大会2勝目をクレーコートで達成 [チュニス・チャレンジャー]

写真は男子シングルスで優勝を飾った島袋将(有沢製作所)(写真提供◎島袋将:有沢製作所所属)


 ATPツアー下部大会「KIAチュニス・オープン」(チャレンジャー75/チュニジア・チュニス/5月15~20日/賞金総額8万ドル/クレーコート)の男子シングルス決勝で、島袋将(有沢製作所)がノーシードから勝ち上がってきたジョーフレ・ブランカノー(フランス)を6-4 6-4で下して優勝を飾った。試合時間は1時間54分。

 早稲田大学時代に2017年インカレと18年インカレ室内を制し、2019年にはイタリア・ナポリのクレーコートで開催された第30回ユニバーシアード競技大会(現FISUワールドユニバーシティゲームズ)の男子ダブルスで銅メダルを獲得した実績を持つ25歳の島袋がチャレンジャー大会で決勝に進出したのは、初タイトルを獲得した1月のノンタブリー(チャレンジャー50/ハードコート)以来でキャリア2度目だった。

 今大会での島袋は予選2試合を勝ち上がったあと、1回戦でジェナロ アルベルト・オリビエリ(アルゼンチン)を6-7(2) 6-3 6-4で、2回戦で第3シードのトーマス・バリオス ベラ(チリ)を3-6 6-3 6-2で、準々決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)のアジズ・ドーガズ(チュニジア)を2-6 7-5 6-3で、準決勝では予選勝者のイェスパー・デ ヨング(オランダ)を6-3 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 島袋はアレックス・ボルト(オーストラリア)とのペアでダブルスにも参戦していたが、1回戦で第4シードのビクトル・ドゥラソビッチ(ノルウェー)/オーサム・シタック(ニュージーランド)に6-7(9) 3-6で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Altは繰り上がり出場

日本人選手の試合結果

男子シングルス決勝

○22島袋将(日本/有沢製作所)[Q] 6-4 6-4 ●15ジョーフレ・ブランカノー(フランス)

男子シングルス準決勝

○22島袋将(日本/有沢製作所)[Q] 6-3 6-1 ●29イェスパー・デ ヨング(オランダ)[Q]

男子シングルス準々決勝

○22島袋将(日本/有沢製作所)[Q] 2-6 7-5 6-3 ●20アジズ・ドーガズ(チュニジア)[WC]

男子シングルス2回戦

●4野口莉央(日本/明治安田生命)2-6 1-6 ○1ボルナ・ゴヨ(クロアチア)[1]

○22島袋将(日本/有沢製作所)[Q] 3-6 6-3 6-2 ●24トーマス・バリオス ベラ(チリ)[3]

男子シングルス1回戦

○4野口莉央(日本/明治安田生命)6-2 6-2 ●3ダミアン・ウェンガー(スイス)[Q]

●18望月慎太郎(日本/IMG Academy)[Q] 4-6 4-6 ○17チアゴ アグスティン・ティランテ(アルゼンチン)[5]

○22島袋将(日本/有沢製作所)[Q] 6-7(2) 6-3 6-4 ●21ジェナロ アルベルト・オリビエリ(アルゼンチン)

男子ダブルス準々決勝

●2望月慎太郎/野口莉央(IMG Academy/明治安田生命)5-7 6-4 [4-10] ○3ニキ・カリヤンダ プーナチャ/アダム・テイラー(インド/オーストラリア)

男子ダブルス1回戦

○2望月慎太郎/野口莉央(IMG Academy/明治安田生命)7-5 7-6(6) ●1カロル・ジェヴィエツキ/ニール・オーバーライトナー(ポーランド/オーストリア)[1]

●6アレックス・ボルト/島袋将(オーストラリア/有沢製作所)6-7(9) 3-6 ○5ビクトル・ドゥラソビッチ/オーサム・シタック(ノルウェー/ニュージーランド)[4]

予選決勝

○5望月慎太郎(日本/IMG Academy)[2] 6-1 6-1 ●8ジェームズ・マッケイブ(オーストラリア)[8]

○13島袋将(日本/有沢製作所)[4] 6-1 3-6 6-1 ●16マックス・フーケス(オランダ)[9]

予選1回戦

○5望月慎太郎(日本/IMG Academy)[2] 6-2 6-4 ●6アンドレア・アルナボルディ(イタリア)[Alt]

○13島袋将(日本/有沢製作所)[4] 6-3 6-1 ●14アレックス・ボルト(オーストラリア)

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写真提供◎島袋将:有沢製作所所属

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