3年ぶり出場の綿貫陽介が相手の途中棄権で大会初勝利、フレンチ・オープン初挑戦の野口莉央は予選1回戦で敗退

写真はムトゥア・マドリッド・オープンでの綿貫陽介(フリー)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/予選5月22日~、本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子予選1回戦でアンドレア・ペレグリーノ(イタリア)が第1セット終了後に棄権したため、綿貫陽介(フリー)の勝利が決まった。

 立ち上がりに3-0とリードしたあと第5ゲームでサービスダウンを喫した綿貫は続く3ゲームを連取して第1セットを先取したが、ペレグリーノがリタイアしたため37分で試合が終了した。

 2大会連続9度目のグランドスラム参戦となる25歳の綿貫は、1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で初めて予選を突破して本戦で1勝をマーク。ロラン・ギャロスは2019年と20年に出場したが、いずれも予選1回戦で敗れていた。

 第7シードの綿貫は次のラウンドで、イゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)を6-3 7-5で破って勝ち上がったローラン・ロコリ(フランス)と対戦する。

 この日はロラン・ギャロスに初挑戦となった野口莉央(明治安田生命)も初戦に臨んだが、第14シードのセバスチャン・オフナー(オーストリア)に6-7(0) 4-6で敗れた。

 5月26日(金)までの5日間に渡って行われるフレンチ・オープン予選は男女ともシングルス128ドローで争われ、3試合を勝ち抜いた各16名が本戦への出場権を手にする。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Ret.は途中棄権

予選2日目|5月23日

男子予選1回戦◎試合結果|日本人選手

○49綿貫陽介(日本/フリー)[7] 6-2 0-0 Ret. ●50アンドレア・ペレグリーノ(イタリア)

●106野口莉央(日本/明治安田生命)6-7(0) 4-6 ○105セバスチャン・オフナー(オーストリア)[14]

男子予選2回戦◎組み合わせ|日本人選手

49綿貫陽介(日本/フリー)[7] vs 52ローラン・ロコリ(フランス)

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写真◎Getty Images

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