決勝はともにツアー初優勝を目指すグラベールとブロンゼッティのノーシード対決に [WTAラバト]

写真はBNLイタリア国際でのユリア・グラベール(オーストリア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ラーラ・メリヤム王女殿下グランプリ」(WTA250/モロッコ・ラバト/5月21~27日/賞金総額25万9303ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝が行われ、ユリア・グラベール(オーストリア)とルチア・ブロンゼッティ(イタリア)がともにツアー初タイトルをかけて対決することになった。

 グラベールがWTAツアーに初めて参戦した20歳のフリア・リエラ(アルゼンチン)に6-1 3-6 7-6(6)で競り勝ち、ブロンゼッティは第2シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-1 6-1で退けた。

 昨シーズンにトップ100デビューした26歳のグラベールはシングルスでWTA125シリーズ1勝とITFツアー11勝を挙げているが、WTAツアーでは昨年4月にイスタンブール(WTA250/クレーコート)で8強入りしたのがこれまでの最高成績だった。

 24歳のブロンゼッティは昨年7月にパレルモ(WTA250/クレーコート)で決勝進出を果たしたが、イリア カメリア・ベグ(ルーマニア)に2-6 2-6で敗れて準優勝に終わっていた。

 決勝で戦う両者の対戦成績は、1勝1敗のイーブン。直近では2021年4月にベッリンツォーナ(W60/クレーコート)の決勝で顔を合わせ、グラベールが6-2 6-3で勝っている。

 ダブルスは決勝が行われ、サブリナ・サンタマリア(アメリカ)/ヤナ・シジコワ(ロシア)がリジヤ・マロザワ(ベラルーシ)/イングリッド・ガマラ マルチンス(ブラジル)とのノーシード対決を3-6 6-1 [10-8]で制してチャンピオンに輝いた。

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写真◎Getty Images

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