前年8強のフェルナンデスが第21シード撃破で2回戦へ「最大のカギはアグレッシブな姿勢だった」 [フレンチ・オープン]

写真はシードダウンを演じて初戦を突破したレイラ・フェルナンデス(カナダ)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、2021年USオープン準優勝者のレイラ・フェルナンデス(カナダ)が第21シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)を6-3 1-6 6-3で振りきりシードダウンを演じた。

 1-3から5ゲームを連取して第1セットを先取したフェルナンデスは第2セットではリネッテに圧倒されたが、サービスキープで進んだ第3セットの第8ゲームでブレークに成功するとサービング・フォー・ザ・マッチで迎えた2度目のマッチポイントをものにして2時間11分で勝利を決めた。
 
「今日の1回戦は本当に厳しい試合だった。過去の対戦ではいつも3セットだったけど、今日も例外ではなかった」と2019年全仏ジュニア優勝者で20歳のフェルナンデスは試合後の記者会見で語った。

「最大のカギはアグレッシブな姿勢だったと思う。重要な瞬間に攻撃的であること、そして小さなミスを気にしたり彼女のいいプレーにイライラしないでポジティブでいることも大事だった。試合を通してそれを維持できてうれしいわ」

 昨年の大会で8強入りしたフェルナンデスは次のラウンドで、アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を6-2 6-0で破って勝ち上がった予選勝者のクララ・タウソン(デンマーク)と対戦する。ふたりはタウソンが勝った2019年全豪ジュニア決勝を含めジュニア時代に4戦してフェルナンデスが1勝3敗とリードされているが、プロ大会では初対決となる。

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写真◎Getty Images

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