ノリーがペールに追い込まれながらも初戦に辛勝「彼は本当にいいプレーをした」 [フレンチ・オープン]

写真は試合後に握手を交わすキャメロン・ノリー(イギリス/左)とブノワ・ペール(フランス)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第14シードのキャメロン・ノリー(イギリス)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したブノワ・ペール(フランス)に追い込まれながらも7-5 4-6 3-6 6-1 6-4で辛勝した。

 ホームの大声援をバックにペールが繰り出すテクニックを駆使した難しいショットに俊敏性で対抗したノリーは、第5セット2-4から最後の4ゲームを連取して3時間33分で勝利をもぎ取った。

「素晴らしい試合だった。ブノワを称賛したい。彼は本当にいいプレーをした。彼が戻ってきて懸命に戦う姿を観ることができてうれしいよ。雰囲気は素晴らしかった。2人に声援を送ってくれたことに感謝したい。第5セットの流れが僕のほうに傾いたのは幸運だった。本当に厳しい戦いに勝つことができて満足している」とノリーは試合後にコメントした。

「ロラン・ギャロスで5セットをプレーするようなときこそ、これまで積んできたトレーニングの真価が発揮される。僕はフィジカル的にいい状態だと感じているから、ポイントを長くしたいと思っていたんだ」

 ノリーは次のラウンドで、前日にユーリ・ロディオノフ(オーストリア)を6-2 6-4 6-3で破って勝ち上がった予選勝者のルカ・プイユ(フランス)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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