オジェ アリアシムが1回戦でフォニーニにストレート負け「僕は自分の体と戦っている」 [フレンチ・オープン]

写真はフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第10シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がファビオ・フォニーニ(イタリア)に4-6 4-6 3-6で敗れる番狂わせが起きた。

 調子がいい日にはどんな相手でも倒す爆発力を持つフォニーニが相手だけに番狂わせとは言えないかもしれないが、オジェ アリアシムはフォニーニの目覚ましいショットメイキング能力の前に一度も流れを覆すことができないまま完敗を喫した。

 フォニーニにとってこの勝利は、今季のツアーレベルで5勝目に過ぎない。彼は次のラウンドで、前日にラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のファクンド・ディアス アコスタ(アルゼンチン)を1-6 6-3 6-4 3-6 6-1で破って勝ち上がったジェイソン・クブラー(オーストラリア)と対戦する。

 前週のリヨン準々決勝を右肩のケガを理由に棄権を余儀なくされていたオジェ アリアシムは試合後の記者会見でそのことが今日の敗因のひとつかと聞かれ、「肩の調子はよくないけど、問題はそこではなかった。昨夜は気分が悪く、よく眠れなかった。今朝起きたらいろいろ具合が悪いところがあり、試合は無理だと思ったよ。ウォームアップをしたり医師に診てもらったりしたけど、ケイレンを起こして動けなくなった。やるべきか止めるべきかわからなかったんだ」と明かした。

「どうして具合が悪くなったのか解明する必要がある。リヨンでも体調がよくなかったしね。このところ体調が悪く、試合や練習をするために自分の体と戦っている感じなんだ。少し様子を見てみるよ。早く健康を取り戻せるよう願っている。早くよくなって2~3週間以内にグラスコートでプレーできるようになりたい。次にコートに立つときはいい体調でいたいんだ」

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写真◎Getty Images

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