サバレンカが初の4回戦進出「この勝利は大きな自信になる」 [フレンチ・オープン]

写真は4度目の3回戦を初めて突破したアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がカミラ・ラヒモワ(ロシア)を6-2 6-2で退けベスト16に進出した。

 第2セット第7ゲームで直面した唯一のブレークポイントをセーブしたサバレンカは、各セットで2度ずつ相手のサービスゲームを破って1時間7分で快勝した。1月にオーストラリアン・オープンでグランドスラム初制覇を果たしたサバレンカは、今季のグランドスラム大会での戦績を10勝0敗とした。

「素晴らしい気分よ。このコート(フィリップ・シャトリエ・コート)でこんなにたくさんの応援を受け、皆さんに最高のテニスをお見せする機会を得てこの雰囲気を楽しめるのは本当に特別なことだわ」とサバレンカは試合後にコメントした。

「すべての大会がそれぞれ違っていると思う。特にロラン・ギャロスはオーストラリアン・オープンとは全然違うサーフェスだし。グランドスラム大会のタイトルをひとつ獲ったということは本当にいいことだし、自分を信じる力を与えてくれる。コートではいつもベストを尽くそうとしているし、ここパリでも活躍できるよう願っている」

 ここ3年連続で敗れていた3回戦に初めて勝って16強入りを決めたことについて聞かれたサバレンカは、「第2セットの途中で自分が一度もここを突破したことがないことが頭によぎったけど、それからそんなことを気にしている場合じゃないと思って直ぐにその考えを捨てたの」と話した。

「もちろんこの勝利はここパリで戦うに当たって大きな自信になる。だからまた次の試合も勝てるように全力を尽くすつもりよ」

 サバレンカは次のラウンドで、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-3 3-6 6-2で破って勝ち上がった2018年大会準優勝者のスローン・スティーブンス(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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