2021年準優勝者パブリウチェンコワが3試合連続の逆転勝利でベスト8進出一番乗り [フレンチ・オープン]

写真はアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)が第28シードのエリース・メルテンス(ベルギー)に3-6 7-6(3) 6-3で逆転勝利をおさめてベスト8進出一番乗りを決めた。試合時間は3時間9分。

 ロラン・ギャロスに2年ぶり15回目の出場となる31歳のパブリウチェンコワは前回プレーした2021年にグランドスラム自己最高の準優勝を果たしたが、昨年は膝のケガで欠場を余儀なくされていた。パブリウチェンコワは長期離脱から今年1月に復帰し、ツアーレベル4勝6敗の戦績で今大会を迎えている。

 この結果でパブリウチェンコワは、メルテンスとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。ふたりは2017年に2度対決し、4月のフェドカップ(現BJK杯)ワールドグループ・プレーオフ(ロシア・モスクワ/室内クレーコート)はメルテンスが6-4 6-0で、6月のイーストボーン(WTAプレミア/グラスコート)2回戦ではパブリウチェンコワが3-6 6-4 6-1で勝っていた。

 今大会でのパブリウチェンコワは1回戦で18歳のリンダ・フルビルトバ(チェコ)を6-2 6-2で、2回戦で第15シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を4-6 7-5 7-5で、3回戦では第24シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を4-6 6-3 6-0で破って16強入りを決めていた。

 パブリウチェンコワは準々決勝で、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)とラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のエリナ・アバネシアン(ロシア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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