荒川晴菜が全試合ストレート勝利で今季初優勝、ITFツアーのシングルスで3つ目のタイトルを獲得 [W25ナコーンシータンマラート]

写真は女子シングルスで優勝を飾った荒川晴菜(SBC メディカルグループ)(写真提供◎荒川晴菜:SBC メディカルグループ所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ITF PRO CIRCUIT PRESENTED BY SAT」(ITFワールドテニスツアーW25/タイ・ナコーンシータンマラート/5月29日~6月4日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第3シードの荒川晴菜(SBC メディカルグループ)がダーシャ・イバノワ(アメリカ)を6-4 6-4で下して全試合ストレート勝利で優勝を飾った。試合時間は1時間53分。

 23歳の荒川がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年5月のアッコ(W25/ハードコート)以来でキャリア3度目となる。決勝での戦績は、通算3勝6敗となった。

 今大会での荒川は1回戦でサラ・ナヤー(オーストラリア)を6-4 6-4で、2回戦でビビアン・ヤン(ニュージーランド)を6-4 6-2で、準々決勝でアナスタシア・スホティナ(ロシア)を6-3 6-0で、準決勝では第1シードのピアンタン・プリプーチ(タイ)を6-3 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 荒川夏帆(吉田記念テニス研修センター)との姉妹コンビでダブルスにも参戦していた荒川は第1シードから2試合を勝ち上がったが、準決勝で第4シードのジール・デサイ(インド)/スホティナに7-5 2-6 [5-10]で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○9荒川晴菜(日本/SBC メディカルグループ)[3] 6-4 6-4 ●27ダーシャ・イバノワ(アメリカ)

女子シングルス準決勝

○9荒川晴菜(日本/SBC メディカルグループ)[3] 6-3 6-3 ●1ピアンタン・プリプーチ(タイ)[1]

○27ダーシャ・イバノワ(アメリカ)7-6(4) 6-4 ●24バイデヒ・チャウダリ(インド)[4]

女子シングルス準々決勝

○1ピアンタン・プリプーチ(タイ)[1] 6-1 1-6 6-4 ●8アンチサ・チャンタ(タイ)[7]

○9荒川晴菜(日本/SBC メディカルグループ)[3] 6-3 6-0 ●15アナスタシア・スホティナ(ロシア)

○24バイデヒ・チャウダリ(インド)[4] 6-0 6-4 ●17ルー・ジアジン(中国)[6]

○27ダーシャ・イバノワ(アメリカ)7-5 6-1 ●31リウ・ヤンニ(中国)[Q]

女子ダブルス決勝

○10シュリバリ ラシュミカ・バミディパティ/バイデヒ・チャウダリ(インド)[3] 6-4 6-3 ●5ジール・デサイ/アナスタシア・スホティナ(インド/ロシア)[4]

女子ダブルス準決勝

○5ジール・デサイ/アナスタシア・スホティナ(インド/ロシア)[4] 5-7 6-2 [10-5] ●1荒川晴菜/荒川夏帆(SBC メディカルグループ/吉田記念テニス研修センター)[1]

○10シュリバリ ラシュミカ・バミディパティ/バイデヒ・チャウダリ(インド)[3] 6-4 6-4 ●16プンニン・コバピクテッド/ランラーナ・タラルディー(タイ)[2]

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写真提供◎荒川晴菜:SBC メディカルグループ所属

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