今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」（フランス・パリ／本戦5月28日～6月11日／クレーコート）のジュニア女子シングルス1回戦で、第1シードの齋藤咲良（MAT Tennis Academy）がワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したダフネ・エムペシ ペリカール（フランス）を6-0 6-3で下して好スタートを切った。試合時間は1時間13分。

　ジュニアグランドスラムに6度目の出場となる16歳の齋藤は、シングルスで5大会ぶりのマッチ勝利を挙げた。ジュニア世界ランク2位の齋藤は初めてトップシードとして臨んだ1月のオーストラリアン・オープン（オーストラリア・メルボルン／ハードコート）では初戦敗退を喫したが、木下晴結（LYNX TA大阪）とのダブルスで準優勝を飾っていた。

　齋藤は次のラウンドで、テイタム・エバンス（アメリカ）を6-1 6-2で破って勝ち上がったメリサ・エルカン（トルコ）と対戦する。

　この日プレーした齋藤以外の女子日本勢は第11シードの小池愛菜（Team REC）がラウラ・サムソノバ（チェコ）を6-2 6-3で退け、第16シードの木下はミア・スラマ（アメリカ）を6-3 6-4で倒してそれぞれ初戦を突破した。

　2回戦では小池がアナスタシア・グレワ（ロシア）と、木下はエマーソン・ジョーンズ（オーストラリア）と顔を合わせる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）

大会8日目｜女子ジュニアの部

ジュニア女子シングルス1回戦◎試合結果｜日本人選手

○1齋藤咲良（日本／MAT Tennis Academy）[1] 6-0 6-3 ●2ダフネ・エムペシ ペリカール（フランス）[WC]

○25小池愛菜（日本／Team REC）[11] 6-2 6-3 ●26ラウラ・サムソノバ（チェコ）

○44木下晴結（日本／LYNX TA大阪）[16] 6-3 6-4 ●43ミア・スラマ（アメリカ）

ジュニア女子シングルス2回戦◎組み合わせ｜日本人選手

1齋藤咲良（日本／MAT Tennis Academy）[1] vs 4メリサ・エルカン（トルコ）

25小池愛菜（日本／Team REC）[11] vs 28アナスタシア・グレワ（ロシア）

44木下晴結（日本／LYNX TA大阪）[16] vs 42エマーソン・ジョーンズ（オーストラリア）

ジュニア女子シングルス1回戦◎組み合わせ｜日本人選手

49石井さやか（日本／ユニバレオ）[5] vs 50テオドラ・コストビッチ（セルビア）

33クロスリー真優（日本／東京都TA）[8] vs 34エリジャ・イニザン（フランス）[WC]

13園部八奏（日本／与野テニスクラブ）[SE] vs 14レベッカ・ムンク モーテンセン（デンマーク）