ジャバーが3度目の4回戦を初めて乗り越えベスト8に進出 [フレンチ・オープン]

写真はオンス・ジャバー(チュニジア)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第7シードのオンス・ジャバー(チュニジア)がベルナルダ・ペラ(アメリカ)を6-3 6-1で下してベスト8に進出した。試合時間は1時間3分。

 ロラン・ギャロスに7年連続9度目の出場(2012年、14年、18年の予選敗退含む)となる28歳のジャバーは、2020年と21年のベスト16がこれまで最高成績だった。第6シードとして臨んだ昨年は、センターコートのオープニングマッチだった1回戦でマグダ・リネッテ(ポーランド)に6-3 6-7(4) 5-7で敗れていた。

 クレーコートシーズンのジャバーは4月にチャールストン(WTA500/クレーコート)でタイトルを獲得したあとシュツットガルト(WTA500/室内クレーコート)準決勝でふくらはぎを負傷して途中棄権を余儀なくされ、復帰戦だった5月のローマ(WTA1000/クレーコート)では初戦敗退を喫して今大会を迎えている。

 この結果でジャバーは、ジュニア時代も含めたペラとの対戦成績を3勝1敗とした。ツアーレベルでは2019年9月に広州(WTAインターナショナル/ハードコート)の1回戦で顔を合わせ、ペラが6-4 6-3で勝っていた。

 今大会でのジャバーは1回戦でルチア・ブロンゼッティ(イタリア)を6-4 6-1で、2回戦でオセアン・ドダン(フランス)を6-2 6-3で、3回戦では予選勝者のオルガ・ダニロビッチ(セルビア)を4-6 6-4 6-2で破って16強入りを決めていた。

 ジャバーは準々決勝で、第14シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)とサラ・ソリベス トルモ(スペイン)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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